ドキドキの授業風景の巻
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修学旅行が終わったあとの授業は
余計退屈で億劫に思える
愛花はそう思いながら
欠伸をかみ締めて先生の授業を
聴きながらシャーペンをノートに走らせる
「(次何があるんだっけ行事…
水泳大会だっけか?)」
次は確か水泳大会があったはずだが
代表選手はどうなるのだろうかと
関係なく事を考えて現実逃避しながら
カチ、カチとシャーペンの芯を
出し直してノートを取ろうとした時…
「…、あ」
シャーペンの芯が切れて、小さくなった
芯がコロりと飛びててころがった
咄嗟にシャーペンの芯のケースを取り出したが…
「(ヤバ、シャー芯切らした)」
シャー芯が切れていたことに気がつき
少し困った…が
「(そうだ、塊にシャー芯貰お)」
隣にいるクラスメイトにシャー芯を
貰えば良いのだと思い付き愛花は
塊の方を向いた
「塊、ねぇ塊」
「!な、何!?」
何やらぼーっとしていた様子の塊は
肩を跳ねさせながらも愛花に対応した
いきなり話しかけたから
びっくりさせたかな、と思いながらも
小声で頼み込んだ
「シャー芯切れちゃった、持ってない?」
「え?あ、シャー芯な…あるある」
「ありがとー」
「っ、ぁ」
塊にシャー芯を借り、シャー芯を
1本取り出すとシャーペンに入れて
ケースを塊に返した
「…よし、ありがと塊」
「い、いやいや…」
さてノートを取り直すかと
1行近く書いたところでチラリ、と
隣の彼をちらりと見た
「…」
「(……塊って、なんであたし相手に
なるとどもるんだろ)」
そこでふと塊の自分に対する態度と
周りに対する態度が違うことに
疑問を抱いて机に突っ伏した
体制のまま塊を見つめる…
「(………)」
そのまま塊の横顔をじっと見る
長めのまつ毛に大きな瞳
それでも中性的な顔立ちでありながら
男らしい格好良さもあり…
「(モテるわけよね)」
そう心の中で呟きながら
塊の横顔を見ていると…何故だが
胸の辺りが暖かくなって…
どこか幸せででもムズ痒くて…
でも居心地がよくて安心する感覚に
なる気がした
「(……なんか変な感じ、塊の事見てるだけなのに)」
なんで胸が高鳴るんだろう
そう思いながら見ていると…
ふと塊が愛花の方を見た
事でバッチリと目が合った
「…………」
「……!!」
目があい、一瞬胸が高鳴るが
何故だが自然に笑みがこぼれた
「…へへ」
「…はは、」
なんで塊を見ていると安心するのか
なんで塊と目が合って胸が高鳴ったのか
…その理由がわかるのはまだ、まだ先の事
余計退屈で億劫に思える
愛花はそう思いながら
欠伸をかみ締めて先生の授業を
聴きながらシャーペンをノートに走らせる
「(次何があるんだっけ行事…
水泳大会だっけか?)」
次は確か水泳大会があったはずだが
代表選手はどうなるのだろうかと
関係なく事を考えて現実逃避しながら
カチ、カチとシャーペンの芯を
出し直してノートを取ろうとした時…
「…、あ」
シャーペンの芯が切れて、小さくなった
芯がコロりと飛びててころがった
咄嗟にシャーペンの芯のケースを取り出したが…
「(ヤバ、シャー芯切らした)」
シャー芯が切れていたことに気がつき
少し困った…が
「(そうだ、塊にシャー芯貰お)」
隣にいるクラスメイトにシャー芯を
貰えば良いのだと思い付き愛花は
塊の方を向いた
「塊、ねぇ塊」
「!な、何!?」
何やらぼーっとしていた様子の塊は
肩を跳ねさせながらも愛花に対応した
いきなり話しかけたから
びっくりさせたかな、と思いながらも
小声で頼み込んだ
「シャー芯切れちゃった、持ってない?」
「え?あ、シャー芯な…あるある」
「ありがとー」
「っ、ぁ」
塊にシャー芯を借り、シャー芯を
1本取り出すとシャーペンに入れて
ケースを塊に返した
「…よし、ありがと塊」
「い、いやいや…」
さてノートを取り直すかと
1行近く書いたところでチラリ、と
隣の彼をちらりと見た
「…」
「(……塊って、なんであたし相手に
なるとどもるんだろ)」
そこでふと塊の自分に対する態度と
周りに対する態度が違うことに
疑問を抱いて机に突っ伏した
体制のまま塊を見つめる…
「(………)」
そのまま塊の横顔をじっと見る
長めのまつ毛に大きな瞳
それでも中性的な顔立ちでありながら
男らしい格好良さもあり…
「(モテるわけよね)」
そう心の中で呟きながら
塊の横顔を見ていると…何故だが
胸の辺りが暖かくなって…
どこか幸せででもムズ痒くて…
でも居心地がよくて安心する感覚に
なる気がした
「(……なんか変な感じ、塊の事見てるだけなのに)」
なんで胸が高鳴るんだろう
そう思いながら見ていると…
ふと塊が愛花の方を見た
事でバッチリと目が合った
「…………」
「……!!」
目があい、一瞬胸が高鳴るが
何故だが自然に笑みがこぼれた
「…へへ」
「…はは、」
なんで塊を見ていると安心するのか
なんで塊と目が合って胸が高鳴ったのか
…その理由がわかるのはまだ、まだ先の事