自由時間はあっという間に
終わった…しかしそんな中には
終わってから動き出す強者もいた



「ふぁーーあ…んーーし自由時間
たっぷり眠ったしぼちぼち夜遊びに
出かけるか！」
「おう！！」
「オラ起きろ田打！！」



それはもちろん、不良軍団の
番組であった
教師の目をくぐりぬけて
彼らは夜の街に繰り出した
しかしそれは彼らだけではなく



「おうおう姉ちゃん一体なんの真似だよ
人をすっころばしといて！？」
「あらそれはちょっとお門違いじゃ
ございません事？アホみたいに長い
長ラン引きずって歩く方が悪い！！」



それは御女組もであった
彼女らも夜遊びに出かけており
彼女らは別の学校の不良に
絡まれていた



「へへ…いい度胸じゃねーか姉ちゃん！
しかし所詮女の力、岩をも砕く
男の力思い知れ！！」



不良はそう叫び殴り掛かるが…




ぐしゃっ！！




「ん？砕けやいよおっさん」



実際に岩を盾にされて手を強打する
事となった
彼女らは不良達をのしていったのだが…



「わーーーん大番長たすけてーー！！！」
「大番長！？」
「ふふ、そいつは番長じゃない
ホンマの長はここにおられる大番長よ！！」
「みえっ！？」



しかし本当の長は後から現れた
しかもその長と言うのが2m位は
ある身長の大男であった



「謝るなら今だぞ！」
「ごめんなさい！！」
「謝るなっ！！」
「そうだ謝るのは早い」
「！」



御女組のピンチに現れたのは…




「その前に俺らも仲間に入れてくれや」
「…来ると思ったよ」




後から来た番組だった
しかしそんなピンチに駆けつけたのは
彼らだけではなかった




「ありゃこんなとこに居たなにやってんの〜…」
「げ、なんか面倒な予感」
「……これ私達も夜遊びしてる扱いに
なって怒られますよね」
「あは、まぁそうなるかも」
「！琉絵、お前ら」



駆けつけたのは…妖が出かけるので
気になって着いてきた琉絵と
その姉3人だった
そしてその頃駆けつけていたのは
彼女らだけではなく…零もであった
しかしまだ駆けつけてくるのはまだ居た




「妹のピンチの予感がする！！！！
よーし！！お兄ちゃんが行くから待ってろ！！」




それは野生の勘で妹のピンチを
嗅ぎつけていた兄の琥珀であった