塊くん熱烈一目惚れの巻
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その次の日の3年9組…
「なぁ塊〜、どうしたんだよさっきから
ボケーッとしちまって」
「…………」
「顔も赤いし熱か?なぁ塊ってば」
「……………はぁ」
だらんとした体制で机に寝て
腕を前に放り投げてぼーっとしながら
さっきからため息しかつかないリーダーに
腕組のメンバーは首を傾げた
「塊のやつどうしちゃったのかな」
「熱か風邪なんじゃねーの」
「どーする?保健室にでも……ん?」
メンバーの一人である進が
塊が何をじっと見ていることに気がついて
覗き込んだ……塊が見ていたのは
花柄の女物のハンカチ
「なんだ?ハンカチ?塊これどうした」
「…………はぁぁぁ…」
「おいってば!!塊!!」
「……………名前………聞けなかった………
俺の馬鹿…………」
机に突っ伏して額を押し付けて
グリグリ、と後悔している様子の
塊を見てこれが何かが進には分かったようだった
恐る恐る……塊に問う
「…………塊お前もしかして………恋でもした?」
「「え!?」」
「!!……………………」
勢いよく起き上がるとまた
赤い顔で目線を泳がせると……
小さく頷いた
「……………そう…………なのかな………」
「ええぇ!?」
「塊がぁ!?」
「なるほど恋煩いと」
「……そのハンカチその子の?」
また頷いてハンカチを見ながら
愛花と出会った経歴を話し…
またでかいため息をついた
「んでその子の名前は?」
「知らないぃぃ〜〜…」
「他にてかがりは」
「ないぃ〜〜………2年生って事しか……」
「2年生の中からこのハンカチの持ち主
探すってことか…」
「シンデレラかよぉ」
足をバタつかせながら答えた塊に
2年女子の中から探すのか、と
気が遠くなったがメンバーは
これもリーダーのためだ、と動くことにした
……………………………………………………………………………
早速やってきた2年の教室の階
ハンカチをもって当たりを見回し
知り合いを探す…と、そこに
千絵が横切り、聞いてみることにした
「あ、おい!ちょっと聞きてぇんだけど…」
「なに?あ!たしか腕組の!ってあら?塊さんは?」
「塊は今ちょっと…あ、そうだ
このハンカチ誰のか知らないか?」
ハンカチを前に出すと千絵は
少しハンカチとにらめっこをすると
ポン!!と手を叩いた
「あーー!!それ愛花のじゃない!」
「!!し、知ってんのか!!名前は!?」
「え?えーと、名前は西園寺愛花
うちのクラスの子だけど…返すならあたしから」
「いや、後で返す!!ありがとうよ!!」
「いきなり見つかった!!」
「あっ、ちょっとー!!」
千絵を置いて腕組メンバーは
急いで塊の元へと戻って行った
「なぁ塊〜、どうしたんだよさっきから
ボケーッとしちまって」
「…………」
「顔も赤いし熱か?なぁ塊ってば」
「……………はぁ」
だらんとした体制で机に寝て
腕を前に放り投げてぼーっとしながら
さっきからため息しかつかないリーダーに
腕組のメンバーは首を傾げた
「塊のやつどうしちゃったのかな」
「熱か風邪なんじゃねーの」
「どーする?保健室にでも……ん?」
メンバーの一人である進が
塊が何をじっと見ていることに気がついて
覗き込んだ……塊が見ていたのは
花柄の女物のハンカチ
「なんだ?ハンカチ?塊これどうした」
「…………はぁぁぁ…」
「おいってば!!塊!!」
「……………名前………聞けなかった………
俺の馬鹿…………」
机に突っ伏して額を押し付けて
グリグリ、と後悔している様子の
塊を見てこれが何かが進には分かったようだった
恐る恐る……塊に問う
「…………塊お前もしかして………恋でもした?」
「「え!?」」
「!!……………………」
勢いよく起き上がるとまた
赤い顔で目線を泳がせると……
小さく頷いた
「……………そう…………なのかな………」
「ええぇ!?」
「塊がぁ!?」
「なるほど恋煩いと」
「……そのハンカチその子の?」
また頷いてハンカチを見ながら
愛花と出会った経歴を話し…
またでかいため息をついた
「んでその子の名前は?」
「知らないぃぃ〜〜…」
「他にてかがりは」
「ないぃ〜〜………2年生って事しか……」
「2年生の中からこのハンカチの持ち主
探すってことか…」
「シンデレラかよぉ」
足をバタつかせながら答えた塊に
2年女子の中から探すのか、と
気が遠くなったがメンバーは
これもリーダーのためだ、と動くことにした
……………………………………………………………………………
早速やってきた2年の教室の階
ハンカチをもって当たりを見回し
知り合いを探す…と、そこに
千絵が横切り、聞いてみることにした
「あ、おい!ちょっと聞きてぇんだけど…」
「なに?あ!たしか腕組の!ってあら?塊さんは?」
「塊は今ちょっと…あ、そうだ
このハンカチ誰のか知らないか?」
ハンカチを前に出すと千絵は
少しハンカチとにらめっこをすると
ポン!!と手を叩いた
「あーー!!それ愛花のじゃない!」
「!!し、知ってんのか!!名前は!?」
「え?えーと、名前は西園寺愛花
うちのクラスの子だけど…返すならあたしから」
「いや、後で返す!!ありがとうよ!!」
「いきなり見つかった!!」
「あっ、ちょっとー!!」
千絵を置いて腕組メンバーは
急いで塊の元へと戻って行った