翔と理央奈の勉強会の巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
一応図書館内‥‥早速理央奈は
何冊かの参考書を選ぶとそれを持ち
翔と向かい合い席に着く
「‥さて、始めましょうか
まずは数学から手をつけますか」
「数学かぁ、苦手だな」
「でしょうね‥」
予想がつきます、と付け加え
参考書を開きまずは復習からと
ページを開く
「苦手な物はありますか?」
「え、全部」
「‥はあ‥とりあえず一つ一つ
教えますから真面目に聞いてくださいね」
勉学が苦手な為、理央奈の
指導に頭を悩ませ首を傾げるが
折角のチャンスだ、と聞くが‥‥
「‥でここの公式はこうなる訳ですが
分かります?」
「‥‥‥‥‥んーーー‥‥‥」
「‥つまりはですね、ここが‥‥」
あまり理解できない様子の翔に
内心溜息をつきたかったが理央奈は
分かりやすく説明しつつ指さし、指導
すれば何とか理解できたようだった
「‥‥‥‥‥あ、なるほどね!」
「やっと理解できましたか、ノート取ってます?」
「取ってる取ってる」
そんなふうにある程度勉強を続け‥
そうこうしているうちに時間はたってゆく
最初は真面目に聞いていたがだんだん
翔は勉強に飽きてきた
「(‥全然話わかんなくなってきた‥
勉強教えてなんて言うんじゃなかったな‥
でもこれ以外に2人きりになれる口実がなぁ‥)」
参考書から向かいの理央奈に
目線を向ける。
三つ編みが解けたウェーブに
緑色の綺麗な瞳に
長いまつ毛に無意識に目がいって‥
「(‥やっぱり‥顔かわいいんだよなぁ)」
四つ子は皆同じ顔だが‥
翔にとっては何故だろう
理央奈が1番可愛く見えた
「(彼女のこの姿知ってるの、姉妹以外で
俺しかいないんだな)」
そう思うとどこか優越感と幸福感が
湧いて、胸がまた高鳴り出すのを
誤魔化すようにして下を向いた
「‥切出さん、聞いてます?」
「え?あ、うん」
「‥‥‥あんまり聞いてないでしょ、もう」
ガタ、と理央奈は席を立つと
ノートや筆箱参考書を手に取ると‥
翔の隣の椅子に座った
「!!」
「これなら教えやすいですかね」
「は‥あ、うん」
「あともう少しなので、聞いててくださいね」
一気に距離が近くなったことで
また胸がうるさくなったが‥
集中集中、と誤魔化す為に
参考書に目をやり、時間は過ぎていった
そして時刻は5時‥
時計を見た理央奈は
そろそろいいだろう、と席を立つ
「‥そろそろお開きにしますか、
お疲れ様でした切出さん」
「はぁーっ‥‥終わったぁ‥」
ほとんど座りっぱなしだった為
大きく伸びをしながら翔は席を立ち、
理央奈は図書館の参考書を
まとめるとそれを棚に戻そうと
その参考書のコーナーに行こうとしたが‥
「あ、それ俺が戻すよ」
「結構です、先出ててください」
「大丈夫だよ、ほら貸して」
「ん、」
翔は理央奈の手から参考書を取ると
参考書があった棚に向かい、参考書を戻した
そして理央奈の元に足早に戻ってきた
「お待たせ、じゃあ帰ろっか」
「はい」
荷物をまとめて2人は図書館を後にした
そして図書館前のベンチへ来ると‥
理央奈は足を止めた
「あ、少しお待ちを」
「え?なんか忘れ物?」
少し待っていてくれ、と翔に
告げるとその場を離れ‥
なんなのだろうと思いながら翔が
待っていると理央奈が戻ってきた
「!あ、理央奈ちゃ‥ん?」
「お待たせしました」
戻ってきた理央奈の手には
2本の缶コーラがあった
その1本を理央奈は翔に差し出した
「どうぞ、疲れた時には甘いものでしょ」
「!ありがとう、いいの?」
「あなたにしてはよく頑張った方なので」
軽いご褒美です、と付け加えた
理央奈は近くにあったベンチに
座りプルタブを開け、翔もそのコーラを
少し見ると彼女の隣に座りプルタブを開け
1口2口、と喉に流し込む
「っぷは‥‥」
「‥‥きちんと頭に入れました?
今日勉強したこと」
「うん、ノートにもとったし」
「‥それなら結構、少し見直しました」
「!!それは本当?」
少し見直した、の言葉に翔は過剰反応した
それはすなわち自分と彼女の距離が
縮まった証拠なのだから
これは好機と翔は少し距離を縮め
理央奈に迫る
「ならさ‥また、こうして2人で
会えないかな?駄目?」
「‥‥‥‥‥微妙」
「微妙かぁー‥」
微妙と言う返答にがくりと項垂れた
一瞬落ち込んだがその時、ふと
とあるお願いをしてみようと頭を上げた
何冊かの参考書を選ぶとそれを持ち
翔と向かい合い席に着く
「‥さて、始めましょうか
まずは数学から手をつけますか」
「数学かぁ、苦手だな」
「でしょうね‥」
予想がつきます、と付け加え
参考書を開きまずは復習からと
ページを開く
「苦手な物はありますか?」
「え、全部」
「‥はあ‥とりあえず一つ一つ
教えますから真面目に聞いてくださいね」
勉学が苦手な為、理央奈の
指導に頭を悩ませ首を傾げるが
折角のチャンスだ、と聞くが‥‥
「‥でここの公式はこうなる訳ですが
分かります?」
「‥‥‥‥‥んーーー‥‥‥」
「‥つまりはですね、ここが‥‥」
あまり理解できない様子の翔に
内心溜息をつきたかったが理央奈は
分かりやすく説明しつつ指さし、指導
すれば何とか理解できたようだった
「‥‥‥‥‥あ、なるほどね!」
「やっと理解できましたか、ノート取ってます?」
「取ってる取ってる」
そんなふうにある程度勉強を続け‥
そうこうしているうちに時間はたってゆく
最初は真面目に聞いていたがだんだん
翔は勉強に飽きてきた
「(‥全然話わかんなくなってきた‥
勉強教えてなんて言うんじゃなかったな‥
でもこれ以外に2人きりになれる口実がなぁ‥)」
参考書から向かいの理央奈に
目線を向ける。
三つ編みが解けたウェーブに
緑色の綺麗な瞳に
長いまつ毛に無意識に目がいって‥
「(‥やっぱり‥顔かわいいんだよなぁ)」
四つ子は皆同じ顔だが‥
翔にとっては何故だろう
理央奈が1番可愛く見えた
「(彼女のこの姿知ってるの、姉妹以外で
俺しかいないんだな)」
そう思うとどこか優越感と幸福感が
湧いて、胸がまた高鳴り出すのを
誤魔化すようにして下を向いた
「‥切出さん、聞いてます?」
「え?あ、うん」
「‥‥‥あんまり聞いてないでしょ、もう」
ガタ、と理央奈は席を立つと
ノートや筆箱参考書を手に取ると‥
翔の隣の椅子に座った
「!!」
「これなら教えやすいですかね」
「は‥あ、うん」
「あともう少しなので、聞いててくださいね」
一気に距離が近くなったことで
また胸がうるさくなったが‥
集中集中、と誤魔化す為に
参考書に目をやり、時間は過ぎていった
そして時刻は5時‥
時計を見た理央奈は
そろそろいいだろう、と席を立つ
「‥そろそろお開きにしますか、
お疲れ様でした切出さん」
「はぁーっ‥‥終わったぁ‥」
ほとんど座りっぱなしだった為
大きく伸びをしながら翔は席を立ち、
理央奈は図書館の参考書を
まとめるとそれを棚に戻そうと
その参考書のコーナーに行こうとしたが‥
「あ、それ俺が戻すよ」
「結構です、先出ててください」
「大丈夫だよ、ほら貸して」
「ん、」
翔は理央奈の手から参考書を取ると
参考書があった棚に向かい、参考書を戻した
そして理央奈の元に足早に戻ってきた
「お待たせ、じゃあ帰ろっか」
「はい」
荷物をまとめて2人は図書館を後にした
そして図書館前のベンチへ来ると‥
理央奈は足を止めた
「あ、少しお待ちを」
「え?なんか忘れ物?」
少し待っていてくれ、と翔に
告げるとその場を離れ‥
なんなのだろうと思いながら翔が
待っていると理央奈が戻ってきた
「!あ、理央奈ちゃ‥ん?」
「お待たせしました」
戻ってきた理央奈の手には
2本の缶コーラがあった
その1本を理央奈は翔に差し出した
「どうぞ、疲れた時には甘いものでしょ」
「!ありがとう、いいの?」
「あなたにしてはよく頑張った方なので」
軽いご褒美です、と付け加えた
理央奈は近くにあったベンチに
座りプルタブを開け、翔もそのコーラを
少し見ると彼女の隣に座りプルタブを開け
1口2口、と喉に流し込む
「っぷは‥‥」
「‥‥きちんと頭に入れました?
今日勉強したこと」
「うん、ノートにもとったし」
「‥それなら結構、少し見直しました」
「!!それは本当?」
少し見直した、の言葉に翔は過剰反応した
それはすなわち自分と彼女の距離が
縮まった証拠なのだから
これは好機と翔は少し距離を縮め
理央奈に迫る
「ならさ‥また、こうして2人で
会えないかな?駄目?」
「‥‥‥‥‥微妙」
「微妙かぁー‥」
微妙と言う返答にがくりと項垂れた
一瞬落ち込んだがその時、ふと
とあるお願いをしてみようと頭を上げた