日曜日の昼‥理央奈は増代先生に
出産祝いを届けることとなり
石砂親子の家へと向かうこととなった
その途中で翔とばったりあって
二人で先生の自宅へと向かって
チャイムを鳴らす。



「はーい！あら切出くんに理央奈さん！
どうしたの？」
「先生こんにちは、遅めの出産祝いを届けに」
「俺は理央奈ちゃんとばったり会ったので」
「あらまぁありがとうわざわざ！」
「おっ何だお前らだったのか？」
「あ、石砂先生」



石砂先生は二人が来たとなると
増代先生とコソコソと話し合う



「ははっ、これはいいや
2人もいれば何とかなるだろ」
「そうねこの際頼んじゃおうかしら？」
「「？」」


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

「「‥‥」」
「ばぶ」


翔の腕に抱かれた二人の子供、天馬
理央奈に持たされたミルクとメモ
これがどういうことが察して翔と理央奈は
先生に問い詰めた。



「な、なんの真似です！？先生」
「まさか俺たち二人で赤ちゃんの
お世話をしろと！？」
「ご名答！悪いがこれから友人の
結婚式に行かなきゃ行けなくてな！！」
「夕方までには帰るからお願いね！
細かいことはそのメモに書いてあるから！」
「「ちょ、ちょっと！？」」



翔と理央奈が止めるが
先生達は去っていってしまった‥
咄嗟に伸ばしたては届かず翔は
大きなため息をついた。




「あぁ行っちゃったよ‥！！」
「何とか面倒を見るしかないですね‥」
「ばぶ‥うぇええん！！！」
「うわわわ！！泣いた！！
理央奈ちゃーん！！メモになんか
書いてない！？」
「え、はいはい！えーと‥」




天馬が暇になったのか泣き始め、
抱いている翔は慌ててあやし始める
メモに書いてある怪し方を試せば
何とか天馬は泣きやみ‥
とりあえず2人は先生の家へ入ることにした