素直になっちゃえ天邪鬼の巻
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そしてボートから下りると琥珀は
アイスの露天を見つけてアイスを
二つ購入すると一つを邪子に渡した
「はい、甘いものでもどうだい?」
「…さんきゅ」
アイスを1口、口に運ぶ
だが先程の琥珀の言葉が気になって
あまり味が分からなく感じた。
「大学卒業したら海外に…」
海外へ行く、それ即ちしばらく…いいや
1年近く会えなくなるということ
「(……周りはもう付き合ったり
してんのにあたしだけだ、恋が叶ってないのは)」
琥珀に惚れたその時は中学三年だった
その時はまだまだ片思いをしていた
はずの塊や翔、妖や薫は
とっくに想い人と結ばれている
アイスはもうとっくに食べ終えていた
「(あたしだけ叶わないまんま終わるのか)」
「邪子ちゃん?」
不安げにしている邪子に気がついた
琥珀が邪子の顔を除きこんだ
「なんか不安な顔してるけど
どうしたの?…俺に話してみてくれよ」
「……別に」
「別にって顔じゃあないだろ」
そう聞いてくる琥珀にイラつき、
邪子は琥珀に思わず怒鳴った
「っあんたが!!あんたがいきなり
海外に行くなんて言うから…!!」
「え?」
「!」
しまった、言ってしまったと
口を抑えたが邪子は考えた
「(ここで素直にならないと
あたしらの関係は1歩も進まないまんまだ)」
覚悟を決めて琥珀に邪子は素直な気持ちをぶつけた
「…あたし、あんたが海外行くって
言った時嫌だった」
「え?」
「でも、あんたの夢を応援したい
気持ちもあるんだ、あたしのただ
あんたと一緒にいたいってだけの
気持ちで止めることは出来ない」
顔は耳まで真っ赤だが続ける
だって、素直にならないと進まないから
「あたし、あんたとは…琥珀とは
どこまで離れてても心では繋がってる
ような関係でいたい」
「…邪子ちゃん?」
思い切って顔を上げて…
その思いを琥珀に伝えた
「っもういい加減に分かれよ!!
あたし…あたしは!!
あんたが好きなんだよ!」
アイスの露天を見つけてアイスを
二つ購入すると一つを邪子に渡した
「はい、甘いものでもどうだい?」
「…さんきゅ」
アイスを1口、口に運ぶ
だが先程の琥珀の言葉が気になって
あまり味が分からなく感じた。
「大学卒業したら海外に…」
海外へ行く、それ即ちしばらく…いいや
1年近く会えなくなるということ
「(……周りはもう付き合ったり
してんのにあたしだけだ、恋が叶ってないのは)」
琥珀に惚れたその時は中学三年だった
その時はまだまだ片思いをしていた
はずの塊や翔、妖や薫は
とっくに想い人と結ばれている
アイスはもうとっくに食べ終えていた
「(あたしだけ叶わないまんま終わるのか)」
「邪子ちゃん?」
不安げにしている邪子に気がついた
琥珀が邪子の顔を除きこんだ
「なんか不安な顔してるけど
どうしたの?…俺に話してみてくれよ」
「……別に」
「別にって顔じゃあないだろ」
そう聞いてくる琥珀にイラつき、
邪子は琥珀に思わず怒鳴った
「っあんたが!!あんたがいきなり
海外に行くなんて言うから…!!」
「え?」
「!」
しまった、言ってしまったと
口を抑えたが邪子は考えた
「(ここで素直にならないと
あたしらの関係は1歩も進まないまんまだ)」
覚悟を決めて琥珀に邪子は素直な気持ちをぶつけた
「…あたし、あんたが海外行くって
言った時嫌だった」
「え?」
「でも、あんたの夢を応援したい
気持ちもあるんだ、あたしのただ
あんたと一緒にいたいってだけの
気持ちで止めることは出来ない」
顔は耳まで真っ赤だが続ける
だって、素直にならないと進まないから
「あたし、あんたとは…琥珀とは
どこまで離れてても心では繋がってる
ような関係でいたい」
「…邪子ちゃん?」
思い切って顔を上げて…
その思いを琥珀に伝えた
「っもういい加減に分かれよ!!
あたし…あたしは!!
あんたが好きなんだよ!」