妖と琉絵の巻
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琉絵は縄でぐるぐる巻きに
されて囚われていた
そして妖が来るとりんりんらん団は
琉絵を前に出して立ちはだかった
「来たな似蛭田妖!!」
「お、琉絵何やってんだおめー」
「捕まったー」
助けてー、と返す琉絵に
空手で倒せばいいのにと首を傾げたが
大切な恋人が捕まっているのだからと
妖は構えてスタンバイした。
「シチュエーション的には
俺はお前を助ける勇者ってか?」
「妖の事信じてるから」
そう返すと前髪で隠れている
妖の目がぎらりと光った気がして
「遊びすぎたかも」と琉絵は感じた‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「10分」
10人いるグループを10分で
倒した妖に早すぎるなぁ、と
思いながらも縄から解放され
琉絵は背伸びをした
「予想以上に時間かかった、悪ぃ悪ぃ」
「助けて貰ったんだから礼言うよー、
ありがとうねー」
「自分の女助けんのはあたりめぇだろ?」
ぽんぽん、と頭を撫でると
琉絵は目を細めて微笑んだ
「しかしよぉ‥なんで空手で
倒さなかったんだよ?
お前ならあの程度のヤツら
余裕だろ?」
「‥だって」
確かに余裕だった、だけど‥
「だって妖が来てくれるって
信じてたもん」
だって愛しい彼に助けられたかったんだと
琉絵は照れくさそうに笑った
「‥‥へへっ、」
「妖?」
「お前は素直でかわいーなー
って思っただけだ」
そんな琉絵のわがままを
見抜いた妖は照れくさそうに、
嬉しそうに笑うと琉絵の
カバンを取って歩き出した
「持ってやるよ、送ってく」
「ありがとー」
そう妖に笑いかけると琉絵は
妖の手を取って歩き始めた。
されて囚われていた
そして妖が来るとりんりんらん団は
琉絵を前に出して立ちはだかった
「来たな似蛭田妖!!」
「お、琉絵何やってんだおめー」
「捕まったー」
助けてー、と返す琉絵に
空手で倒せばいいのにと首を傾げたが
大切な恋人が捕まっているのだからと
妖は構えてスタンバイした。
「シチュエーション的には
俺はお前を助ける勇者ってか?」
「妖の事信じてるから」
そう返すと前髪で隠れている
妖の目がぎらりと光った気がして
「遊びすぎたかも」と琉絵は感じた‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「10分」
10人いるグループを10分で
倒した妖に早すぎるなぁ、と
思いながらも縄から解放され
琉絵は背伸びをした
「予想以上に時間かかった、悪ぃ悪ぃ」
「助けて貰ったんだから礼言うよー、
ありがとうねー」
「自分の女助けんのはあたりめぇだろ?」
ぽんぽん、と頭を撫でると
琉絵は目を細めて微笑んだ
「しかしよぉ‥なんで空手で
倒さなかったんだよ?
お前ならあの程度のヤツら
余裕だろ?」
「‥だって」
確かに余裕だった、だけど‥
「だって妖が来てくれるって
信じてたもん」
だって愛しい彼に助けられたかったんだと
琉絵は照れくさそうに笑った
「‥‥へへっ、」
「妖?」
「お前は素直でかわいーなー
って思っただけだ」
そんな琉絵のわがままを
見抜いた妖は照れくさそうに、
嬉しそうに笑うと琉絵の
カバンを取って歩き出した
「持ってやるよ、送ってく」
「ありがとー」
そう妖に笑いかけると琉絵は
妖の手を取って歩き始めた。