そして放課後…邪子に見つかった
他の御女組メンバーは西園寺家に
集められていた…その目的はと言うと？



「…ぶふっ！！」
「「わはははは！！！！
ぎゃはははは！！ひぃぃ〜！！」」
「い、違和感…」
「そんなに笑ったら失礼ですよ」




邪子によって”ごく普通の制服”を
着せられた御女組メンバーに
塊ら彼氏組は腹を抱えて大爆笑し
それを理央奈がやんわりと窘める
一方の御女組メンバーは違和感がありそうに
モジモジしていた





「邪子〜！！やっぱり変だよ
こんな格好！！」
「アラそんな事ないわよ
よく似合ってるじゃない、こうしてみると
みんなやっぱりごく普通の女子高生
なんだな〜って感じよ」



ぴ、と加代が彼氏組を指さす




「嘘だ！あの反応見ると
とてもそうは思えないよな」
「うん」
「おっと…」

「「ぎゃはははは！！わはっ、はっ、
ひぃぃ！！腹が！！」」
「笑いすぎ笑いすぎ…」




指さす先には大爆笑しまくり
もう腹が痛い塊達と微妙な顔を
している愛花達の姿




「コラコラあんた達！
ダメでしょ笑っちゃ」
「ご、ごめんごめん！
見慣れない格好だったもんだから」
「よ、よく見るとみんな素敵よ！
ほら零くん達も笑うのやめっ！」
「「は、腹が…いてて、ひひひ…」」




どうにか塊らも笑い止むと琉絵が
邪子に尋ねる





「所でほんとにやるの？」
「もちろんよ！今日皆に来て貰ったのは
他でもないわ！あなたたち4人には
ごく普通の女子高生になってもらうための
特訓をやるのよ」

「うえ〜っ、そんなこったろうと
思ったぜ」
「いよいよ本格的になってきた…」
「なんか言った？」
「「な、なんでもないでーす！！」」




邪子に睨まれて、御女組のメンバーは
渋々それを受け入れることとなった。
そしてその普通の可愛い女子高生代表
として愛花らが呼ばれ…
そして塊達4人はおまけらしい




「おいコラなんだよおまけって」
「同じようなもんじゃない！
よしじゃあ始めるわよ！
あなた達！愛花達の目の前に座って」




そして御女組メンバーと愛花らは
それぞれソファに座り机を間にし
向かい合う形で座った。