翔と理央奈の恋人としての距離の巻
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走る自転車から見る河川敷は…
彼と二人乗りで乗る河川敷は
いつもと違う景色のように思えた
「(いつもと変わらないはずなのに不思議)」
…あんまり口には出したくないが
「(…好きな相手とだからかしら)」
そう感じながら翔の背中に
頭を預けると、翔が自転車を
走らせながら口を開く
「ねぇ、理央奈ちゃん」
「なんですか」
ぱっ、と翔の背中から頭を上げて
翔の後頭部を見るとほんのり耳が
赤く見えた。
「俺は今まで女の子とこんな風に
して帰るのは初めてだよ」
「…そうなんですね」
「君を好きになってからさ、
こんなふうにして一緒に帰るのは
君とって決めてたから」
くふくふ、と嬉しそうに笑う声が聞こえる
「理央奈ちゃんとやりたい事が
一つ叶って嬉しい」
「…一つ、となるとまだやりたい事が?」
「あるよ、最終的には…」
キッ、とブレーキを踏んで振り向くと
翔は赤い頬で優しく微笑んだ。
「卒業したら、アパートか団地か
借りて理央奈ちゃんと一緒に
住むのが最終的な目的」
「!!…貴方それ」
それがどういう事か、理央奈は
頬を染めて聞くと翔は頬を掻きながら答える
「そういう事、こういう本気の
お付き合いだけはさ…将来きちんと
決めておきたいから」
「…気が早い、です」
…でも、卒業して彼と暮らすのも
悪くないと笑顔になった。
「でも……悪くないですね」
「そう言ってくれてよかった」
「…帰りましょ、遅くなる前に」
「うん」
そしてそう将来を語り合った
理央奈と翔は
自転車で帰路へ着いた…
彼と二人乗りで乗る河川敷は
いつもと違う景色のように思えた
「(いつもと変わらないはずなのに不思議)」
…あんまり口には出したくないが
「(…好きな相手とだからかしら)」
そう感じながら翔の背中に
頭を預けると、翔が自転車を
走らせながら口を開く
「ねぇ、理央奈ちゃん」
「なんですか」
ぱっ、と翔の背中から頭を上げて
翔の後頭部を見るとほんのり耳が
赤く見えた。
「俺は今まで女の子とこんな風に
して帰るのは初めてだよ」
「…そうなんですね」
「君を好きになってからさ、
こんなふうにして一緒に帰るのは
君とって決めてたから」
くふくふ、と嬉しそうに笑う声が聞こえる
「理央奈ちゃんとやりたい事が
一つ叶って嬉しい」
「…一つ、となるとまだやりたい事が?」
「あるよ、最終的には…」
キッ、とブレーキを踏んで振り向くと
翔は赤い頬で優しく微笑んだ。
「卒業したら、アパートか団地か
借りて理央奈ちゃんと一緒に
住むのが最終的な目的」
「!!…貴方それ」
それがどういう事か、理央奈は
頬を染めて聞くと翔は頬を掻きながら答える
「そういう事、こういう本気の
お付き合いだけはさ…将来きちんと
決めておきたいから」
「…気が早い、です」
…でも、卒業して彼と暮らすのも
悪くないと笑顔になった。
「でも……悪くないですね」
「そう言ってくれてよかった」
「…帰りましょ、遅くなる前に」
「うん」
そしてそう将来を語り合った
理央奈と翔は
自転車で帰路へ着いた…