おかえり翔くんの巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いきなり手を繋ぐことすらしてこない
理央奈から抱きつかれて翔は
真っ赤になりながら手をわたわたと
泳がせる。
「あ、あああ、あの!?」
「良かった‥‥起きた‥‥!!
翔さん、私の事分かりますか?
視界ちゃんとしてます‥?」
「もちろんわかるよ、理央奈ちゃん」
真っ赤になりながらも答えた
翔に、心底ほっとして
腰を抜かしたかのように椅子に座り直した。
「良かった‥」
「理央奈ちゃん、俺聞きたい事
あるんだけど聞いてもいい?」
「‥‥なんですか‥‥」
聞きたいことをひとつずつ、
翔は理央奈に聞いていく
「まず1つ目‥‥君を虐めてた
例の彼女どうなったの?」
「‥‥彼女は強制退学になりました」
「そっか‥んでさ、」
ちらりと花を見て翔は1番聞きたかった
言葉を投げかけた。
「理央奈ちゃんは怪我ない?」
「‥私は大丈夫です」
「そっか‥」
きゅ、と理央奈の手を
握りながら安心する様子の翔を
見て理央奈は目線を外した
「(自分が大変な目にあったのに、
私の事を先に‥なんで‥)」
ぐ、と手を握り返しながら
理央奈は目線を下にしたまま
口を開く
「‥なんで私を責めないんですか」
「え?なんで?」
「‥‥私がボヤボヤしてたから
貴方はこんな目にあったのに」
いっその事お前のせいで、とか
罵られたら少しは楽になれたのに
どうして優しくするの、と‥
震える手で握りしめる
「‥‥私のせいで‥っ?」
そう言いかけた理央奈の唇を
指で制して翔は首を振る。
「理央奈ちゃんのせいじゃないでしょ、
俺が運動神経悪いから受け身しそこなっただけ」
「でも、」
「君が無事ならいいよ、俺はもう
起きたんだからもうこの話おしまい」
ね?と首を傾げる翔に理央奈は
俯き‥頷いた。
理央奈から抱きつかれて翔は
真っ赤になりながら手をわたわたと
泳がせる。
「あ、あああ、あの!?」
「良かった‥‥起きた‥‥!!
翔さん、私の事分かりますか?
視界ちゃんとしてます‥?」
「もちろんわかるよ、理央奈ちゃん」
真っ赤になりながらも答えた
翔に、心底ほっとして
腰を抜かしたかのように椅子に座り直した。
「良かった‥」
「理央奈ちゃん、俺聞きたい事
あるんだけど聞いてもいい?」
「‥‥なんですか‥‥」
聞きたいことをひとつずつ、
翔は理央奈に聞いていく
「まず1つ目‥‥君を虐めてた
例の彼女どうなったの?」
「‥‥彼女は強制退学になりました」
「そっか‥んでさ、」
ちらりと花を見て翔は1番聞きたかった
言葉を投げかけた。
「理央奈ちゃんは怪我ない?」
「‥私は大丈夫です」
「そっか‥」
きゅ、と理央奈の手を
握りながら安心する様子の翔を
見て理央奈は目線を外した
「(自分が大変な目にあったのに、
私の事を先に‥なんで‥)」
ぐ、と手を握り返しながら
理央奈は目線を下にしたまま
口を開く
「‥なんで私を責めないんですか」
「え?なんで?」
「‥‥私がボヤボヤしてたから
貴方はこんな目にあったのに」
いっその事お前のせいで、とか
罵られたら少しは楽になれたのに
どうして優しくするの、と‥
震える手で握りしめる
「‥‥私のせいで‥っ?」
そう言いかけた理央奈の唇を
指で制して翔は首を振る。
「理央奈ちゃんのせいじゃないでしょ、
俺が運動神経悪いから受け身しそこなっただけ」
「でも、」
「君が無事ならいいよ、俺はもう
起きたんだからもうこの話おしまい」
ね?と首を傾げる翔に理央奈は
俯き‥頷いた。