校内バスケット大会の巻
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ここ、一応中では決勝戦が間もなく
行われようとしていた‥
そして観衆はこの一戦を複雑な
心境で見守っていた
「零さ〜〜ん!!頑張ってね〜〜!」
「「零く〜ん!!ファイト〜!!」」
盛大な歓声の中‥センター・ジャンプが
行われるのだがその時、塊が零に近寄ってきた
「フッ、しかしまぐれにしろよく
ここまで来たもんだ、褒めてやるぜ零」
「それはありがとう塊くん‥‥ご褒美に なんかおくれ!」
「すぐそれだ!!」
「ケチぃ!?‥‥まぁ所でだ、
この試合まともにやったら勝負は見え
過ぎてて面白くない、そこでひとつ妙案がある」
塊が出した妙案は‥つまりはこうだった
「我々は最初のワンゴールだけしたら
あと点は要らん!我々は防御に徹する
だからその間に逆転できるものなら
してみたらいい!」
零は少しの間しかめっ面をしていたが‥
パッ、とひょうきんな笑顔を浮かべた
それに塊はたじろいだが、
零が承諾したことに気が付いた
「しかし断っておくが‥‥‥」
横目で愛花の方を見る
愛花はと言えば‥
「零〜〜!ファイト〜!!」
「!?‥‥む‥」
今はちょうど零に歓声を上げていた
その事に嫉妬した塊はギロリ!!と
零の方を睨みつけ‥
「俺らは決して負けるつもりは無いぜ!!
これはあくまでゲームに張合いを
出すためだ!!いいなっ!?」
「塊っっ!!!」
「ぶわっ!?な、なんだよ!!豊!」
そう零に怒鳴って直ぐに豊に怒鳴られ
豊に目を向けると豊はボールを
取ったままで塊に向かっていた
「ボケんなよぉ塊!!もうとっくに
ゲームは始まってんだぜ!!
それに最初のゴールはお前がするって
言ったからこうして時間稼ぎ
してんだろぉ!?」
「あっ、そかそか忘れてた」
「ったくもう確りしろよ!ホレっ!」
ボールを死守し続けていた豊は
塊にボールを投げ渡した
「では!!」
ボールを受け取ると直ぐにゴールに向けて
駆け出した塊のスピードは流石の奇面組
でも追いつけずに‥いつゴールしたのか
分からないほどの速さであっという間に
ゴールを果たした
「ゴール!!」
「ま、こんなもんかね?」
その見事なゴールに拍手歓声が起こる
「キャー!素敵ー!塊くーん!!」
「まーまーまー」
「(‥‥愛花は?)」
想い人の反応は、と様子を見た
のだが一方の愛花‥
「アチャ〜‥奇面組取られちゃった‥」
「(ってなんで奇面組の方見てんだよ!!)」
奇面組の方を見ており、心の中に
嫉妬の思いが湧き上がった
そのあとの
「塊ー!頑張りなよー!」
‥という言葉は零への嫉妬で聞こえて
いなかった模様
‥だが約束は約束、攻撃は
ここまで‥後は奇面組の腕次第
零がスローインを知らぬという
ボケが炸裂したが後半‥
約束通り腕組は防御に徹したのだが
「そーらどうした?こっちだこっち!」
「クソっ!!」
「ほれどうした?ほれとってみろ!」
「やーん!!」
奇面組は全くボールが取れぬまま
どんどん時間が過ぎていき‥
気づけば試合時間は
もうわずかとなっていた
「なんだもう時間かよ‥‥
しょうがねぇなぁラストくらい盛り上げてやるか」
「おい零!また提案なんだが最後に
ひと勝負と行こうじゃねぇか!」
これではつまらないと察した
また塊から提案が出された
「この際奴らは手を出さん、つまり
1体1のサシ勝負だ!俺がひとりで
守り、あんたが攻める!別にロング
ショットでも構わないぜ!!」
そう一方的に言い放って自身のゴール側へ
走ってゆく塊に零は一方だ、と呟いていた
「仕方ないあの秘技を使うか‥」
零はおもむろに腕を横に伸ばす、
すると‥
「筋、肉‥大移動!!」
何度腕の筋肉を右腕に全て移動させる
という変態技を出して見せた
「な、なんだありゃあ!?バケモンか!?」
「ひぇぇっ!?筋肉がそのまんま
移動したんだけど!?」
「もはや人間では、ありませんね…」
その光景に全員唖然、とした
そして筋肉が膨れ上がった腕で
ボールをもつと‥
「よいしょっと!!!」
ブゥン!!と勢いよくゴールに向けて
ぶん投げた!!
そして塊は我に返り‥
「うっ、うぬぅ変態め!!ならばこっちは!!」
壁に向かい走り出し、その勢いで
壁を走りゴールまで来ると‥
「壁走り‥キャッチ!!」
ゴール真ん前まで来るとボールを
受け止めんと腕をのばし、零の投げた
ボールはそれだけでは抑えきれずに‥
ドガァァン!!!
「ぐわぁあっ!?」
「あっ!?塊!!」
塊はゴールに叩きつけられた!
が、ボールは死守し‥ゴールは伏せがれた
「試合終了!!優勝9組!!」
「良くぞ防いだ塊‥」
ボールを死守した塊に腕組メンバーが
彼を賞賛したが塊はと言えば‥
「あは、あは‥」
ゴールに体が収まったままで‥
ゴールを死守した際に頭を思いっきり
ぶつけてしまったのかへらへらと
力が抜けたように笑うのみであった
「わーーい負けちゃった〜い」
「でぇっ!寄らないで零さん!」
その光景に流石の千絵や唯も引いていたが‥
「筋肉ムキムキな零くんも素敵‥」
「‥恋は盲目」
薫はうっとりとしていた
「か、塊っ!!ちょっとあれやばいんじゃないの!?」
そして愛花は塊の惨状に慌てていた
とにかく‥優勝は9組で終わったのである
行われようとしていた‥
そして観衆はこの一戦を複雑な
心境で見守っていた
「零さ〜〜ん!!頑張ってね〜〜!」
「「零く〜ん!!ファイト〜!!」」
盛大な歓声の中‥センター・ジャンプが
行われるのだがその時、塊が零に近寄ってきた
「フッ、しかしまぐれにしろよく
ここまで来たもんだ、褒めてやるぜ零」
「それはありがとう塊くん‥‥ご褒美に なんかおくれ!」
「すぐそれだ!!」
「ケチぃ!?‥‥まぁ所でだ、
この試合まともにやったら勝負は見え
過ぎてて面白くない、そこでひとつ妙案がある」
塊が出した妙案は‥つまりはこうだった
「我々は最初のワンゴールだけしたら
あと点は要らん!我々は防御に徹する
だからその間に逆転できるものなら
してみたらいい!」
零は少しの間しかめっ面をしていたが‥
パッ、とひょうきんな笑顔を浮かべた
それに塊はたじろいだが、
零が承諾したことに気が付いた
「しかし断っておくが‥‥‥」
横目で愛花の方を見る
愛花はと言えば‥
「零〜〜!ファイト〜!!」
「!?‥‥む‥」
今はちょうど零に歓声を上げていた
その事に嫉妬した塊はギロリ!!と
零の方を睨みつけ‥
「俺らは決して負けるつもりは無いぜ!!
これはあくまでゲームに張合いを
出すためだ!!いいなっ!?」
「塊っっ!!!」
「ぶわっ!?な、なんだよ!!豊!」
そう零に怒鳴って直ぐに豊に怒鳴られ
豊に目を向けると豊はボールを
取ったままで塊に向かっていた
「ボケんなよぉ塊!!もうとっくに
ゲームは始まってんだぜ!!
それに最初のゴールはお前がするって
言ったからこうして時間稼ぎ
してんだろぉ!?」
「あっ、そかそか忘れてた」
「ったくもう確りしろよ!ホレっ!」
ボールを死守し続けていた豊は
塊にボールを投げ渡した
「では!!」
ボールを受け取ると直ぐにゴールに向けて
駆け出した塊のスピードは流石の奇面組
でも追いつけずに‥いつゴールしたのか
分からないほどの速さであっという間に
ゴールを果たした
「ゴール!!」
「ま、こんなもんかね?」
その見事なゴールに拍手歓声が起こる
「キャー!素敵ー!塊くーん!!」
「まーまーまー」
「(‥‥愛花は?)」
想い人の反応は、と様子を見た
のだが一方の愛花‥
「アチャ〜‥奇面組取られちゃった‥」
「(ってなんで奇面組の方見てんだよ!!)」
奇面組の方を見ており、心の中に
嫉妬の思いが湧き上がった
そのあとの
「塊ー!頑張りなよー!」
‥という言葉は零への嫉妬で聞こえて
いなかった模様
‥だが約束は約束、攻撃は
ここまで‥後は奇面組の腕次第
零がスローインを知らぬという
ボケが炸裂したが後半‥
約束通り腕組は防御に徹したのだが
「そーらどうした?こっちだこっち!」
「クソっ!!」
「ほれどうした?ほれとってみろ!」
「やーん!!」
奇面組は全くボールが取れぬまま
どんどん時間が過ぎていき‥
気づけば試合時間は
もうわずかとなっていた
「なんだもう時間かよ‥‥
しょうがねぇなぁラストくらい盛り上げてやるか」
「おい零!また提案なんだが最後に
ひと勝負と行こうじゃねぇか!」
これではつまらないと察した
また塊から提案が出された
「この際奴らは手を出さん、つまり
1体1のサシ勝負だ!俺がひとりで
守り、あんたが攻める!別にロング
ショットでも構わないぜ!!」
そう一方的に言い放って自身のゴール側へ
走ってゆく塊に零は一方だ、と呟いていた
「仕方ないあの秘技を使うか‥」
零はおもむろに腕を横に伸ばす、
すると‥
「筋、肉‥大移動!!」
何度腕の筋肉を右腕に全て移動させる
という変態技を出して見せた
「な、なんだありゃあ!?バケモンか!?」
「ひぇぇっ!?筋肉がそのまんま
移動したんだけど!?」
「もはや人間では、ありませんね…」
その光景に全員唖然、とした
そして筋肉が膨れ上がった腕で
ボールをもつと‥
「よいしょっと!!!」
ブゥン!!と勢いよくゴールに向けて
ぶん投げた!!
そして塊は我に返り‥
「うっ、うぬぅ変態め!!ならばこっちは!!」
壁に向かい走り出し、その勢いで
壁を走りゴールまで来ると‥
「壁走り‥キャッチ!!」
ゴール真ん前まで来るとボールを
受け止めんと腕をのばし、零の投げた
ボールはそれだけでは抑えきれずに‥
ドガァァン!!!
「ぐわぁあっ!?」
「あっ!?塊!!」
塊はゴールに叩きつけられた!
が、ボールは死守し‥ゴールは伏せがれた
「試合終了!!優勝9組!!」
「良くぞ防いだ塊‥」
ボールを死守した塊に腕組メンバーが
彼を賞賛したが塊はと言えば‥
「あは、あは‥」
ゴールに体が収まったままで‥
ゴールを死守した際に頭を思いっきり
ぶつけてしまったのかへらへらと
力が抜けたように笑うのみであった
「わーーい負けちゃった〜い」
「でぇっ!寄らないで零さん!」
その光景に流石の千絵や唯も引いていたが‥
「筋肉ムキムキな零くんも素敵‥」
「‥恋は盲目」
薫はうっとりとしていた
「か、塊っ!!ちょっとあれやばいんじゃないの!?」
そして愛花は塊の惨状に慌てていた
とにかく‥優勝は9組で終わったのである