部屋の中でこっそりイチャつく
塊と愛花とは真逆に…
談話室で堂々とイチャつく
カップルもいた。



「ね、妖ガチャ何出たー？」
「俺んとこはハズレだハズレ」
「うー、あたしも」




見事に寄り添い、ひっつきながら
スマホの画面を見せあってスマホゲーム
をしている妖と琉絵の2人である
見事にガチャがハズレた妖は
スマホの電源を落として琉絵の
肩にドス、と頭を預けた




「けっ！当たんねーもんだな単発だと」
「そんなもんだよー、ねぇ
次腕相撲でもやる？」
「お前とはしねぇ」
「なんで〜？」



さっきしてたじゃん番組のメンバーと、
と疑問を投げかければ妖は
そのままの体制で答える



「なんでってそりゃあ、おめぇに
乱暴な真似したくねぇだろ例え
腕相撲でも」
「気にしなくていいのに〜」
「まぁお熱い…！」
「？あ、千絵ー、唯ー」




その様子を頬を染めてもう楽しそうに
見ていた唯と千絵に気がついた
琉絵は2人の方を見た。




「仲良いわね、似蛭田さんと琉絵」
「そりゃあアンタ！だって2人は
付き合ってんだもの当たり前よ！」
「んー、んへ」





人の前でも遠慮なくイチャつく
妖と琉絵の二人
二人が付き合っていると言う話は
もうとっくに学校の生徒に
知れ渡っているため
2人のこの様子も、またやってるなぁ
という暖かい目で見られていた。




「所で愛花は知らない？」
「さぁー？塊といちゃついてんじゃないの〜」
「いいわね彼氏持ちは！はーぁ…羨ましい」
「千絵や唯にもー、春くるよー」




羨ましいっ！！と羨ましがる
千絵に琉絵はにこにことして
答えた。
恋人同士の2組はこのように
ラブラブしながら時間を
過ごしていた…