本日、一応高校2年生は
臨海学校へやってきた…
すぐ下は海な綺麗な民宿に
生徒達は大盛り上がり
荷物を置き着替えて
早速自由行動となった



「あー、ここで準備運動も
終わったところだしもう一度
確認しておこう、我々はただ
泳ぐためだけにこうして海に
来た訳では無い！海という自然の
中で集団行動のなんたるかを
学ぶためにやってきたのである！
それを心に刻みつけるように！」
「「はーい！！」」



石差先生の注意も終わると早速
海へと降りてきた…
灼熱の空に青い空、白い雲
広がる水平線にきらめく海…
初日は自由行動となった



「ひゃー！あっつ！！やばっ、
砂あつー！！足火傷しそう！」
「それが海でしょ？えへへ」
「それじゃそれぞれ自由行動と
行きますか！」
「おー」



愛花達はそれぞれバラバラに
なり自由行動をすることにした
愛花はと言えば



「よーし！！ちょっと
競走でもしてみる！？」
「そいつはいいや！よし勝負だ！！」
「「おー！」」
「よーい…ドーン！！」



腕組のメンバーと共にしゃかりきに泳ぎ
琉絵は…



「妖ー…髪くすぐったいのー…」
「良いじゃねぇかよ、付き合ってんだから」
「いいなーリーダーだけ膝枕」
「羨ましいぜ」



妖に膝枕をしながらのんびり
番組と共に太陽と戯れていた
そして薫と理央奈は
奇面組とついでに着いてきていた
鈍と千絵と唯と戯れていた




「やっぱり海で泳いでいるのが1番だ！」
「そりゃ海に来たんだもん泳がなきゃね！」
「いやー極楽極楽」
「温泉じゃないんですから」



薫と理央奈と
奇面組、鈍が泳いでいると…




「ぐわーーーっ！！助けてくれ！！
ぎゃーーーっ！！」
「！？」
「何…えっ、真実が溺れてる！？」
「あいつ泳げるんだろ？」
「だ、だったら助けなきゃ！」




真実が溺れている場面に遭遇し、
薫が助けようとするが
真実は沈み、次に浮かんだ時には
腹がまるで風船のように膨れていた。
真実は潔と仁により救出された



「しかしなんでこんな所で！？」
「足が釣ったんじゃねーの？」



そう話している零達の下…
海の中ではシュノーケルを
付けた3人の男が零の足に
手を伸ばしており…
次の瞬間



「うわっぷ！？」
「！！零くん！！」



零の足を思い切り引っ張り
零は海の中へ沈んだ！！




「おいリーダーどうした！？」
「零さん！！薫、
助けるの手伝いましょう！」
「うん！」
「んぶぶ…ぷあっ！！」



薫と理央奈が
零を引っ張り上げ、零は
無事に海面に上がってくることが出来た、
が零は確実に誰かに足を引っ張られた
事を実感して海を見やった



「な、なんかいるぞ！この下！
足を引っ張られた！！」
「何！？…ん？」



零の言葉を聞きあたりを見回していた
豪は、海面に出ているシュノーケルに
気がついた。




「…ちょっと耳かせ、あれをだな…」
「了解！」
「ん？一体何…シュノーケル？」
「…もしかしてあれのせい？」
「恐らく」



鈍と零と豪がそのシュノーケルを
掴むと…




「せーの、」
「「ぷーーーーっ！！！」」




シュノーケルに思いっきり
息を吹き入れたのだ！！
シュノーケルは沈んで、
男たちは海の中から挙がってきて
舌打ちをした。




「ふー、溺れるかと思ったぜ」
「臨海学校のガキをからかうのは
良いが中にはああいう訳分からんのも
いるからなぁ」
「もう辞めるかこんな遊び」



その男たち3人は…なんと臨海学校
の生徒をターゲットにして悪さを
行う迷惑集団だったのだ
次に彼らが目をつけたのが




「…いや、次はあの連中だ」




女の子に翔初めとする囲まれている色男組であった



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「ねぇ、今の騒動先生に報告します？」
「それがいいかも……？何事？」


そう話している理央奈と
薫が足を進めていると…
前で何やら揉めている声が
聞こえて2人は前を向く



「あれ、色男組と…誰？あの人たち」
「なんかトラブルですかね」



前を見ると、どうやら先程の
男たち3人と色男組が争っていた
どうやら男のひとりがスイカ割りの
ミスだと称して翔の頭を殴った事から
喧嘩が始まったらしい