新入生歓迎会!ロミオとジュリエットの巻
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そして新入生歓迎会演劇の部…
本番の日、ロミオとジュリエットの
演劇は順調に進んでいた
理央奈と翔が主役演じる
ロミオとジュリエットはいよいよ
ラストシーンに入っていた…
「…しかし理央奈って意外と演技派かもね」
「「かもねー」」
うんうん、と三女の演技に他の姉妹たちは
頷いてラストシーンを見届ける…
パリスという大公の親戚と結婚
させられそうになりロレンスに
助けを求めたジュリエット
そこで考案されたのが仮死状態になり
ジュリエットは死んだということにし、
目覚めた所でロミオと再会し
駆け落ちするという計画だったのだが…
「おお…ジュリエット…よし、私も
すぐに行くぞ、お前の元に…!!」
計画が知らせられる前にジュリエットの
元へ着いたロミオはジュリエットが
本当に死んだと思いこみ、悲しみに
くれた彼は毒を飲み自害してしまう…
翔が倒れ込むと理央奈はむくりと
起き上がり…目の前の悲惨な光景に
口を抑えて絶望の表情を浮かべた
「あぁ!!ロミオ様!なんて事!!
私は仮死状態にあり死んでいなかったと
言うのに…!!」
涙を流し彼の死を悲しんだ理央奈は
彼の腰にあった短剣を手に取る
「こうなったら私も貴方の元へ…」
そしてその短剣を自らの胸に突き刺し
自害したジュリエットは
ロミオの隣に倒れ込んで
その命を散らした…
劇が終わり幕が閉じると
新入生から拍手が上がった
「さすが先輩、名演技…!!」
「ロミオとジュリエットも
美男美女でお似合いね!」
「ジュリエット美人だった!」
幕が引かれると理央奈と翔は
起き上がり理央奈は背伸びをした。
「…フゥ、終わりましたね
終わったのでさっさと退散しましょ」
「劇は大成功だったようで良かったね、
理央奈ちゃん!」
「歯が浮くわ恥ずかしいわで
厳しかったですこの劇」
「あ、はは…」
あー、やっと終わったと
言いながらさっさと衣装から
制服に着替えに行く理央奈を
見て、全然意識すらされてない事に苦笑した。
「(…いつか本当にあんな表情
浮かべてくれるよう、頑張るから)」
ロミオとジュリエットを演じている時の
理央奈のあの表情
恋をしている、と言っても
良いくらいの演技力…
いつか演技ではなく心の底から
あんな顔をして貰えるように、と
翔は一層彼女に振り向いて貰えるようにと
燃えるのだった。
本番の日、ロミオとジュリエットの
演劇は順調に進んでいた
理央奈と翔が主役演じる
ロミオとジュリエットはいよいよ
ラストシーンに入っていた…
「…しかし理央奈って意外と演技派かもね」
「「かもねー」」
うんうん、と三女の演技に他の姉妹たちは
頷いてラストシーンを見届ける…
パリスという大公の親戚と結婚
させられそうになりロレンスに
助けを求めたジュリエット
そこで考案されたのが仮死状態になり
ジュリエットは死んだということにし、
目覚めた所でロミオと再会し
駆け落ちするという計画だったのだが…
「おお…ジュリエット…よし、私も
すぐに行くぞ、お前の元に…!!」
計画が知らせられる前にジュリエットの
元へ着いたロミオはジュリエットが
本当に死んだと思いこみ、悲しみに
くれた彼は毒を飲み自害してしまう…
翔が倒れ込むと理央奈はむくりと
起き上がり…目の前の悲惨な光景に
口を抑えて絶望の表情を浮かべた
「あぁ!!ロミオ様!なんて事!!
私は仮死状態にあり死んでいなかったと
言うのに…!!」
涙を流し彼の死を悲しんだ理央奈は
彼の腰にあった短剣を手に取る
「こうなったら私も貴方の元へ…」
そしてその短剣を自らの胸に突き刺し
自害したジュリエットは
ロミオの隣に倒れ込んで
その命を散らした…
劇が終わり幕が閉じると
新入生から拍手が上がった
「さすが先輩、名演技…!!」
「ロミオとジュリエットも
美男美女でお似合いね!」
「ジュリエット美人だった!」
幕が引かれると理央奈と翔は
起き上がり理央奈は背伸びをした。
「…フゥ、終わりましたね
終わったのでさっさと退散しましょ」
「劇は大成功だったようで良かったね、
理央奈ちゃん!」
「歯が浮くわ恥ずかしいわで
厳しかったですこの劇」
「あ、はは…」
あー、やっと終わったと
言いながらさっさと衣装から
制服に着替えに行く理央奈を
見て、全然意識すらされてない事に苦笑した。
「(…いつか本当にあんな表情
浮かべてくれるよう、頑張るから)」
ロミオとジュリエットを演じている時の
理央奈のあの表情
恋をしている、と言っても
良いくらいの演技力…
いつか演技ではなく心の底から
あんな顔をして貰えるように、と
翔は一層彼女に振り向いて貰えるようにと
燃えるのだった。