俺が好きなのはの巻
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「…………え?」
でかでかと、大声で妖が叫んだ
その告白の言葉に琉絵は
ピタリと固まると…初めて
彼の顔を見上げた。
「勘違いすんな、俺が本気で好きなのは
お前だ!!他の女なんざ目にねぇ!!」
「………………嘘」
「嘘言うか!!こんな状況で!!
それとも俺のことが信じられねぇか!?」
固まりながら自分を見つめる琉絵に
腕を離すと、両手を彼女の肩に置いた。
「……信じられねぇなら何度も言ってやる
俺が好きなのはお前だ、他の誰でもない
だから誰にも渡したくないし俺の傍に
いて欲しいと思ってる」
「……………妖」
「…お前はどうだ、応えろよ」
これは嘘ではない、嘘だとは思えないと
実感した琉絵は俯くと
暫しの間黙りこみ…頬を染めて、
目に涙を浮かべて小さな声で答えた
「……あ、たし」
「ん?」
「…………あたしは…………あたしも、」
ぐ、と少し黙りこみ…俯いたままで答えた
「………あたしもね………妖が、好きだよ」
自分も妖のことが好きだと
ハッキリと、確かに伝えた
「…妖が唯の事好きなんじゃないかって
思って…辛かった、辛かったけど
応援しなきゃって、思って……」
震える声で話す琉絵を
黙って抱きしめて頭を優しく撫でた。
いじらしい奴だと愛おしく思うと
同時に…こいつ、もう離してやらんと決めた
「アホだろお前…勘違いにも程があるぜ
…これからお前はもう俺の女だ、分かったな?」
「…うん、うん…」
妖の背に腕を回してきつく
抱き締め返して…ポロポロ涙を
流しながら頷いた
オレンジ色に染った夕日が照らす
教室の中で2人は抱きしめあっていた…
…………………………………………………………………………………
そしてその後の西園寺家…
琉絵はいちばん遅く
実家へ帰ってきた。
「ただいまー」
「!琉絵、遅かったじゃん
おかえり!!」
「なんかあったんです?」
「何してたの?」
わらわらと何があったかと聞いてきた
琉絵はぱっ、と顔を上げて
目線を合わせると
「あのね…愛花、薫、理央奈」
「「ん?」」
「あたしね」
可愛らしい満面の笑顔で答えた
「あたし、妖と付き合う事になったの」
堂々と、これから交際を始めたのだと
自分の恋が叶ったのだとそれは嬉しそうに…
姉3人が衝撃の告白に叫んだ夕方
この日、妖と琉絵は改めて
お付き合いをすることとなりました
でかでかと、大声で妖が叫んだ
その告白の言葉に琉絵は
ピタリと固まると…初めて
彼の顔を見上げた。
「勘違いすんな、俺が本気で好きなのは
お前だ!!他の女なんざ目にねぇ!!」
「………………嘘」
「嘘言うか!!こんな状況で!!
それとも俺のことが信じられねぇか!?」
固まりながら自分を見つめる琉絵に
腕を離すと、両手を彼女の肩に置いた。
「……信じられねぇなら何度も言ってやる
俺が好きなのはお前だ、他の誰でもない
だから誰にも渡したくないし俺の傍に
いて欲しいと思ってる」
「……………妖」
「…お前はどうだ、応えろよ」
これは嘘ではない、嘘だとは思えないと
実感した琉絵は俯くと
暫しの間黙りこみ…頬を染めて、
目に涙を浮かべて小さな声で答えた
「……あ、たし」
「ん?」
「…………あたしは…………あたしも、」
ぐ、と少し黙りこみ…俯いたままで答えた
「………あたしもね………妖が、好きだよ」
自分も妖のことが好きだと
ハッキリと、確かに伝えた
「…妖が唯の事好きなんじゃないかって
思って…辛かった、辛かったけど
応援しなきゃって、思って……」
震える声で話す琉絵を
黙って抱きしめて頭を優しく撫でた。
いじらしい奴だと愛おしく思うと
同時に…こいつ、もう離してやらんと決めた
「アホだろお前…勘違いにも程があるぜ
…これからお前はもう俺の女だ、分かったな?」
「…うん、うん…」
妖の背に腕を回してきつく
抱き締め返して…ポロポロ涙を
流しながら頷いた
オレンジ色に染った夕日が照らす
教室の中で2人は抱きしめあっていた…
…………………………………………………………………………………
そしてその後の西園寺家…
琉絵はいちばん遅く
実家へ帰ってきた。
「ただいまー」
「!琉絵、遅かったじゃん
おかえり!!」
「なんかあったんです?」
「何してたの?」
わらわらと何があったかと聞いてきた
琉絵はぱっ、と顔を上げて
目線を合わせると
「あのね…愛花、薫、理央奈」
「「ん?」」
「あたしね」
可愛らしい満面の笑顔で答えた
「あたし、妖と付き合う事になったの」
堂々と、これから交際を始めたのだと
自分の恋が叶ったのだとそれは嬉しそうに…
姉3人が衝撃の告白に叫んだ夕方
この日、妖と琉絵は改めて
お付き合いをすることとなりました