俺が好きなのはの巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あまり授業は耳に入らなかったが
とりあえず黒板の内容は書き写して
聞いている振りをして乗り切った今日…
琉絵は授業が終わり
もうさっさと帰ろう、と
荷物をまとめようとしたが…
「琉絵ちゃん、琉絵ちゃん」
「…臣也?どしたの」
ヒラヒラと手招きをしながら
近づいてきた臣也に琉絵は
座りながらも彼を見上げた。
「リーダーが放課後空き教室まで来いってさ」
「…妖が?」
「話があるからって」
「……あたし」
行けないから…臣也から
言っておいて欲しいと断ろうと
したが、臣也は琉絵の
腕を掴んだ
「!」
「…何があったかわかんねぇけど、
リーダーいきなり琉絵ちゃんが
素っ気なくなって気にしてたし
なんかあるんなら言わなきゃ
いけねぇんじゃねぇの」
「……」
俺何があったかわかんないけど、と
付け加えると臣也は教室から出て
外へ出ると再度琉絵の方へ振り向いた
「すっぽ抜かすなよー!行ってやれよー!」
「………………う、ん」
軽く琉絵に手をふってから
臣也は去っていき…琉絵は
暫くぼんやりと考えてから荷物を
鞄に直して…空き教室へ向かうことにした
妖の待つ空き教室へ…
………………………………………………………………………………
「…………着いたけど」
使われていない空き教室
教室プレートがついていない
教室を見上げて小さくため息をついた
…真ん前まで来たのは言いけれど
ドアを開ける勇気が出ない
「…………やっぱ帰ろうかな」
やはり帰ろうか、と考えたが
「(…でも妖待たせたまんまは悪いし…
それに言ってたもんな、臣也)」
「なんかあるんなら
言ってやんなきゃいけねぇんじゃねぇの」
言いたいことがあるのならば
はっきり言わなければ分からない
琉絵は大きく深呼吸をすると
空き教室へのドアを開いた。
とりあえず黒板の内容は書き写して
聞いている振りをして乗り切った今日…
琉絵は授業が終わり
もうさっさと帰ろう、と
荷物をまとめようとしたが…
「琉絵ちゃん、琉絵ちゃん」
「…臣也?どしたの」
ヒラヒラと手招きをしながら
近づいてきた臣也に琉絵は
座りながらも彼を見上げた。
「リーダーが放課後空き教室まで来いってさ」
「…妖が?」
「話があるからって」
「……あたし」
行けないから…臣也から
言っておいて欲しいと断ろうと
したが、臣也は琉絵の
腕を掴んだ
「!」
「…何があったかわかんねぇけど、
リーダーいきなり琉絵ちゃんが
素っ気なくなって気にしてたし
なんかあるんなら言わなきゃ
いけねぇんじゃねぇの」
「……」
俺何があったかわかんないけど、と
付け加えると臣也は教室から出て
外へ出ると再度琉絵の方へ振り向いた
「すっぽ抜かすなよー!行ってやれよー!」
「………………う、ん」
軽く琉絵に手をふってから
臣也は去っていき…琉絵は
暫くぼんやりと考えてから荷物を
鞄に直して…空き教室へ向かうことにした
妖の待つ空き教室へ…
………………………………………………………………………………
「…………着いたけど」
使われていない空き教室
教室プレートがついていない
教室を見上げて小さくため息をついた
…真ん前まで来たのは言いけれど
ドアを開ける勇気が出ない
「…………やっぱ帰ろうかな」
やはり帰ろうか、と考えたが
「(…でも妖待たせたまんまは悪いし…
それに言ってたもんな、臣也)」
「なんかあるんなら
言ってやんなきゃいけねぇんじゃねぇの」
言いたいことがあるのならば
はっきり言わなければ分からない
琉絵は大きく深呼吸をすると
空き教室へのドアを開いた。