恋心のすれ違いの巻
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いつ、彼を意識し始めたのか
琉絵は分からなかった
…いつの間にか、彼が隣に
いるのが当たり前になっていた
だが…それが恋だと自覚はしていなかった
「愛花、今日は塊と帰るの?」
「ん?うん、放課後デート!へへ」
「相変わらずラブラブ、だねー」
「まぁね!あは、」
「愛花!帰ろうぜ!」
「!うーん今行く!じゃあ先帰るから!」
塊と手を繋ぎ、帰っていく愛花を
手を振って見送り…琉絵も帰ろう
かと鞄を持つと、靴箱へ向かう…
「…あれ、妖まだ帰ってないんだ」
ふと番組の方の靴箱を見るとまだ
番組は帰っていない様子だった
ならば、どうせなら彼らと
共に帰ろうかなと考えた
琉絵は踵を返して
彼らを探すことにした…
…………………………………………………………………………………
「…どこかなぁ、よく考えたら
あの集団がどんな所に行きそうとか
知らないなあたし」
もう少し探して、見つからなければ
帰ろうか………そう思いながらも
教室に戻ったその時、教室から
話声が聞こえてきた
「…所でさぁ、似蛭田の奴変わったよなぁー」
「?」
どうやら中で誰かが妖の事を
話しているらしい…
琉絵は足を止めてその会話に
聞き耳を立てた
「そうそう、最近なんか丸くなったってーの?」
「琉絵のおかげなんじゃねーの?
最近あの子に付きっきりだし」
「(…そんなこと、)」
そう思いつつも嬉しく思ったが…
次の言葉で思考停止することとなった。
「でもさー、似蛭田の奴
中学ん時、四つ子が来る前は
河川に言いよってたのにな」
「(………え?)」
今、なんて?…唯に?
その言葉を聞いた途端…琉絵は
頭が真っ白になった
琉絵は分からなかった
…いつの間にか、彼が隣に
いるのが当たり前になっていた
だが…それが恋だと自覚はしていなかった
「愛花、今日は塊と帰るの?」
「ん?うん、放課後デート!へへ」
「相変わらずラブラブ、だねー」
「まぁね!あは、」
「愛花!帰ろうぜ!」
「!うーん今行く!じゃあ先帰るから!」
塊と手を繋ぎ、帰っていく愛花を
手を振って見送り…琉絵も帰ろう
かと鞄を持つと、靴箱へ向かう…
「…あれ、妖まだ帰ってないんだ」
ふと番組の方の靴箱を見るとまだ
番組は帰っていない様子だった
ならば、どうせなら彼らと
共に帰ろうかなと考えた
琉絵は踵を返して
彼らを探すことにした…
…………………………………………………………………………………
「…どこかなぁ、よく考えたら
あの集団がどんな所に行きそうとか
知らないなあたし」
もう少し探して、見つからなければ
帰ろうか………そう思いながらも
教室に戻ったその時、教室から
話声が聞こえてきた
「…所でさぁ、似蛭田の奴変わったよなぁー」
「?」
どうやら中で誰かが妖の事を
話しているらしい…
琉絵は足を止めてその会話に
聞き耳を立てた
「そうそう、最近なんか丸くなったってーの?」
「琉絵のおかげなんじゃねーの?
最近あの子に付きっきりだし」
「(…そんなこと、)」
そう思いつつも嬉しく思ったが…
次の言葉で思考停止することとなった。
「でもさー、似蛭田の奴
中学ん時、四つ子が来る前は
河川に言いよってたのにな」
「(………え?)」
今、なんて?…唯に?
その言葉を聞いた途端…琉絵は
頭が真っ白になった