初キスはどんな味?の巻
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一方愛花の方は
昼休みは恋愛小説に目を通しては
キスシーンが記載されたページに
なるとそのページを何度も読み返しては
一人赤くなりながら机にしまう、を
繰り返していた
「(やだな、意識してんのかなキスの事‥
んなことばっか考えてたらエッチな
子だと思われないかな‥)」
塊にんな事思われたら落ち込むぞ、と
邪心を振り払うかのように首を振り
帰りのホームルームに耳を傾ける
‥時間が経つのは早いものでもう
帰りのホームルームを迎えていたのだ
「‥‥と、では皆さようなら!」
「「さようなら〜!」」
話が終わり、各自帰宅するものや
部活に向かうものと別れて
教室から次々に出ていく‥
「あ、終わったわホームルーム‥帰ろ」
カバンを持つと教科書やその他諸々を
カバンに詰めて帰ろうとした、のだが
その時後ろに塊が現れて愛花に
声をかけた
「愛花」
「わ!?あ、塊かぁびっくりした‥どうしたの?」
「びっくりさせてごめんな?‥時間あるか?」
「ある、けど‥?」
塊はキョロキョロと辺りを見回すと
廊下の方を指さして、次は
手招きをして愛花を呼んだ
どうやらついてこい、と言っているらしい
「‥?うん」
愛花は首を傾げながらも
塊の後について行く
お互い無言で歩いていき、階段を
上がっていきドアを開けるとそこは
屋上だった、塊は屋上に着くと
屋上に誰もいないか入念に確認すると
ほっ、と息をついて振り向いた。
「愛花、こっち来いよ」
「ん、うん」
振り向いた塊の笑顔が綺麗で‥
青空と夕焼けが混ざった青とオレンジの
空がバックになって美しく思えて、
愛花は胸を高鳴らせながらも
塊の前まで来た。
「‥塊、どうしたの?雰囲気ちょっと
違うわよ‥?」
「まずは来てくれてありがとな、
‥どしても二人きりじゃなきゃ
やだったから」
「‥‥二人きりじゃなきゃやだ、って?」
ドキドキしながらも愛花は
塊の言葉を待つ‥
塊は少し深呼吸をすると、言葉を続けた
「‥あのさ、その‥‥俺‥俺は
愛花のことが好きだ、大好きだ」
「!?わ、私も、塊の事好きよ!?
好きだけど、いきなりどしたの」
ぼっ、と赤くなりながらも何度も頷いて
愛花は自分も好きだと塊に返す。
自分も好き、との言葉に嬉しそうに
口角を上げると‥続けて話す
「‥‥大好きだからこそ‥愛花と
もうちょっと‥‥自然にお前と
触れ合いたいって思ってる」
「触れ合いたい、って?」
「‥‥そりゃあ恋人なんだしさ、
抱きしめたりとかの事だよ‥」
「!?」
まさか彼からその言葉が出るとは
思ってはおらずに愛花は
顔を真っ赤にして固まる。
そんな愛花の様子をみた塊は
わたわたと狼狽えてやり場のない
手を泳がせながら続けた。
「あ、わ、その、エッチな奴だとか
思われるかもしれないけど!!
‥嫌なら、まだ時間を置いてからで
いいんだ‥ただ、その気持ちだけは
伝えたくて」
「‥‥いいよ」
「へ?」
ゆるゆる、とゆっくりと顔を上げる
愛花の顔は真っ赤で、眉は
下げられて、瞳は潤んでいた。
「‥塊となら大丈夫‥というか、私も
塊に抱きしめて欲し‥っわ!?」
言葉を全て伝え終えるその前に、
愛花は正面にいた塊に
きつく、きつく抱きしめられた
ふわり、と石鹸のいい香りがして‥
温もりを感じて、愛花は
林檎かってくらいに真っ赤になって
狼狽えながら塊を見あげた。
「か、塊!?あの、その」
「いいよ、って言ったよな」
「言ったけど、言ったけどせめて
全部言わせて‥」
塊は腕の中に閉じ込めた愛しい彼女の
耳元に顔を寄せると、できるだけ
優しく、甘さという甘さを声に
閉じ込めた低い声で愛花の
耳元で囁いた。
「これからは‥もっと、積極的に行くから」
「ひ、」
「もっと、攻めて‥ストレートに行く
つもりだから‥な」
「は‥へ、」
こんな低くて甘い声の塊知らない、
こんな色気があって‥男らしい塊の
姿なんて知らない、と
見たことない彼の姿にひたすら
困惑して言葉があまり出てこない。
昼休みは恋愛小説に目を通しては
キスシーンが記載されたページに
なるとそのページを何度も読み返しては
一人赤くなりながら机にしまう、を
繰り返していた
「(やだな、意識してんのかなキスの事‥
んなことばっか考えてたらエッチな
子だと思われないかな‥)」
塊にんな事思われたら落ち込むぞ、と
邪心を振り払うかのように首を振り
帰りのホームルームに耳を傾ける
‥時間が経つのは早いものでもう
帰りのホームルームを迎えていたのだ
「‥‥と、では皆さようなら!」
「「さようなら〜!」」
話が終わり、各自帰宅するものや
部活に向かうものと別れて
教室から次々に出ていく‥
「あ、終わったわホームルーム‥帰ろ」
カバンを持つと教科書やその他諸々を
カバンに詰めて帰ろうとした、のだが
その時後ろに塊が現れて愛花に
声をかけた
「愛花」
「わ!?あ、塊かぁびっくりした‥どうしたの?」
「びっくりさせてごめんな?‥時間あるか?」
「ある、けど‥?」
塊はキョロキョロと辺りを見回すと
廊下の方を指さして、次は
手招きをして愛花を呼んだ
どうやらついてこい、と言っているらしい
「‥?うん」
愛花は首を傾げながらも
塊の後について行く
お互い無言で歩いていき、階段を
上がっていきドアを開けるとそこは
屋上だった、塊は屋上に着くと
屋上に誰もいないか入念に確認すると
ほっ、と息をついて振り向いた。
「愛花、こっち来いよ」
「ん、うん」
振り向いた塊の笑顔が綺麗で‥
青空と夕焼けが混ざった青とオレンジの
空がバックになって美しく思えて、
愛花は胸を高鳴らせながらも
塊の前まで来た。
「‥塊、どうしたの?雰囲気ちょっと
違うわよ‥?」
「まずは来てくれてありがとな、
‥どしても二人きりじゃなきゃ
やだったから」
「‥‥二人きりじゃなきゃやだ、って?」
ドキドキしながらも愛花は
塊の言葉を待つ‥
塊は少し深呼吸をすると、言葉を続けた
「‥あのさ、その‥‥俺‥俺は
愛花のことが好きだ、大好きだ」
「!?わ、私も、塊の事好きよ!?
好きだけど、いきなりどしたの」
ぼっ、と赤くなりながらも何度も頷いて
愛花は自分も好きだと塊に返す。
自分も好き、との言葉に嬉しそうに
口角を上げると‥続けて話す
「‥‥大好きだからこそ‥愛花と
もうちょっと‥‥自然にお前と
触れ合いたいって思ってる」
「触れ合いたい、って?」
「‥‥そりゃあ恋人なんだしさ、
抱きしめたりとかの事だよ‥」
「!?」
まさか彼からその言葉が出るとは
思ってはおらずに愛花は
顔を真っ赤にして固まる。
そんな愛花の様子をみた塊は
わたわたと狼狽えてやり場のない
手を泳がせながら続けた。
「あ、わ、その、エッチな奴だとか
思われるかもしれないけど!!
‥嫌なら、まだ時間を置いてからで
いいんだ‥ただ、その気持ちだけは
伝えたくて」
「‥‥いいよ」
「へ?」
ゆるゆる、とゆっくりと顔を上げる
愛花の顔は真っ赤で、眉は
下げられて、瞳は潤んでいた。
「‥塊となら大丈夫‥というか、私も
塊に抱きしめて欲し‥っわ!?」
言葉を全て伝え終えるその前に、
愛花は正面にいた塊に
きつく、きつく抱きしめられた
ふわり、と石鹸のいい香りがして‥
温もりを感じて、愛花は
林檎かってくらいに真っ赤になって
狼狽えながら塊を見あげた。
「か、塊!?あの、その」
「いいよ、って言ったよな」
「言ったけど、言ったけどせめて
全部言わせて‥」
塊は腕の中に閉じ込めた愛しい彼女の
耳元に顔を寄せると、できるだけ
優しく、甘さという甘さを声に
閉じ込めた低い声で愛花の
耳元で囁いた。
「これからは‥もっと、積極的に行くから」
「ひ、」
「もっと、攻めて‥ストレートに行く
つもりだから‥な」
「は‥へ、」
こんな低くて甘い声の塊知らない、
こんな色気があって‥男らしい塊の
姿なんて知らない、と
見たことない彼の姿にひたすら
困惑して言葉があまり出てこない。