モヤモヤ塊くんと愛花ちゃんの巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そして待ちに待った休み時間…
腕組のメンバーは塊を
人気のない空き教室に連れてくると、
塊に何があったのかを問いただした
「塊、単刀直入に言う!
愛花ちゃんとなんかあったろ?」
「は!?え、なんで知ってんだ!?」
「「お前と彼女の様子見てたらわかる」」
メンバーにズバリ見抜かれて
テンパるが、すぐに落ち着きを
取り戻し…赤い顔で、でも元気なく
ぽつり、ぽつりと事情を話す…
「…実はさ…」
「うん」
「スキー教室ん時にさ」
「おう」
「…愛花に…」
「愛花ちゃんに?」
「……好き、って……言っちゃったんだ」
「「えええぇぇえ!?!」」
塊のまさかの告白宣言に
驚いたが塊の「言っちゃった」進は
ひっかかった
「言っちゃった、ってなんだよ?
まるで言うつもりなかったみたいに」
「その通りなんだよ、本当は
2人きりで…なんか校舎裏とかに
呼び出して伝えるはずだったんだ…
でも、心ん中で言ったはずの言葉が
うっかり口に出てて…愛花に
聞かれちゃってさ」
目線を下にやりながら、小さくため息を
ついて自信なさげに続ける
「…それからなんか目ぇ合わせてくれなくて…
きっと変なタイミングであんな事
言ったから引かれたんだ…」
「…んな事で引くような子かなぁ」
「違うと思う」
塊の声はどんどん小さくなっていく
「…もうダメだ、振られた…」
「振られたって、断られたのか?」
「いや断られては」
「じゃあ勝手に決めんなよ!!」
「まだ決まってないんだろ!?
返事は!?」
「まだ…」
話を聞いたメンバーは
でかいため息をついて肩を落とす
何かと思えば…といった顔をすると
進が塊の方に手を置いて諭す
「あのな、塊…愛花ちゃんは
そんな事でお前を嫌うような子だと思うか?」
「……………」
「違うだろ、あの子はそんな事で
引いたりしないよ
それに返事も聞いてないのに
決めつけんなってば
ウジウジ後ろ向きなことばっか…」
「………でも、もう俺…もうあそこで」
「だったらさ!!」
ぐっ、と塊の肩を強く掴む
「やり直したらいいだろ、告白!!」
「!やり、直し?」
進の言葉を反芻した塊に
進は強く頷き
「そう!!理想の告白が
したかったんならやり直せよ!
やり直して、お前の想いちゃんと
聞いてもらおう!な!」
「…やり直し…」
「こんなとこで諦められるのか!?
愛花ちゃんの事! 」
元気なさげに眉を下げていた塊だが、
進の言葉にみるみるうちに自信を
取り戻していき…表情が、元の
自信満々の彼の顔に戻った
「諦めきれない!!そうか、やり直しか!
そうと決まれば…」
ぐっ、と拳を握って塊は
決意を顕にした
「俺、愛花にもう一回告白し直す!!」
「「その意気だ!!」」
もう一度、自分の想いを聞いてもらおうと
今度はきちんと…全て伝えるのだと
腕組のメンバーは塊を
人気のない空き教室に連れてくると、
塊に何があったのかを問いただした
「塊、単刀直入に言う!
愛花ちゃんとなんかあったろ?」
「は!?え、なんで知ってんだ!?」
「「お前と彼女の様子見てたらわかる」」
メンバーにズバリ見抜かれて
テンパるが、すぐに落ち着きを
取り戻し…赤い顔で、でも元気なく
ぽつり、ぽつりと事情を話す…
「…実はさ…」
「うん」
「スキー教室ん時にさ」
「おう」
「…愛花に…」
「愛花ちゃんに?」
「……好き、って……言っちゃったんだ」
「「えええぇぇえ!?!」」
塊のまさかの告白宣言に
驚いたが塊の「言っちゃった」進は
ひっかかった
「言っちゃった、ってなんだよ?
まるで言うつもりなかったみたいに」
「その通りなんだよ、本当は
2人きりで…なんか校舎裏とかに
呼び出して伝えるはずだったんだ…
でも、心ん中で言ったはずの言葉が
うっかり口に出てて…愛花に
聞かれちゃってさ」
目線を下にやりながら、小さくため息を
ついて自信なさげに続ける
「…それからなんか目ぇ合わせてくれなくて…
きっと変なタイミングであんな事
言ったから引かれたんだ…」
「…んな事で引くような子かなぁ」
「違うと思う」
塊の声はどんどん小さくなっていく
「…もうダメだ、振られた…」
「振られたって、断られたのか?」
「いや断られては」
「じゃあ勝手に決めんなよ!!」
「まだ決まってないんだろ!?
返事は!?」
「まだ…」
話を聞いたメンバーは
でかいため息をついて肩を落とす
何かと思えば…といった顔をすると
進が塊の方に手を置いて諭す
「あのな、塊…愛花ちゃんは
そんな事でお前を嫌うような子だと思うか?」
「……………」
「違うだろ、あの子はそんな事で
引いたりしないよ
それに返事も聞いてないのに
決めつけんなってば
ウジウジ後ろ向きなことばっか…」
「………でも、もう俺…もうあそこで」
「だったらさ!!」
ぐっ、と塊の肩を強く掴む
「やり直したらいいだろ、告白!!」
「!やり、直し?」
進の言葉を反芻した塊に
進は強く頷き
「そう!!理想の告白が
したかったんならやり直せよ!
やり直して、お前の想いちゃんと
聞いてもらおう!な!」
「…やり直し…」
「こんなとこで諦められるのか!?
愛花ちゃんの事! 」
元気なさげに眉を下げていた塊だが、
進の言葉にみるみるうちに自信を
取り戻していき…表情が、元の
自信満々の彼の顔に戻った
「諦めきれない!!そうか、やり直しか!
そうと決まれば…」
ぐっ、と拳を握って塊は
決意を顕にした
「俺、愛花にもう一回告白し直す!!」
「「その意気だ!!」」
もう一度、自分の想いを聞いてもらおうと
今度はきちんと…全て伝えるのだと