うっかり漏らした本音の巻
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そして4組…妖と琉絵はと言えば
「わ、わ、あうスピード…早くなって、
うやぁっ!!…転んだ」
「おーおー派手に転んで、ほらよ」
前から派手に転んで雪のせいで
頬が赤く冷たくなった琉絵を
妖が引っ張り立ち上がらせた
琉絵はよろけながらも
妖の手を取り立ち上がる
「冷たいー」
「そりゃあ顔から転べば冷たいだろ
…しゃーねーな」
「んゆ」
冷たくなった琉絵の頬を
妖が包む…と、手袋越しに伝わる
暖かな手の体温と手袋の温かさに
琉絵は目を閉じて彼の手の
温もりに浸る
「暖かいか?」
「ん、あったかーいよ…」
「そいつは良かった、もっと
あっためてやろーか?」
「ん?んーもーちょっとこのまんま…」
すりすり、と妖の手に擦り寄る
琉絵に妖は思わず頬が綻んだ
「…いいなぁ、琉絵」
その様子を見ていた薫は
羨ましげに妖と琉絵の2人を
見ていた……ああ、自分もと
妖と琉絵を零と自分に
当てはめて顔を赤くさせて
体をくねらせる。
「…なんちゃって!あは、あたしも零くん
とあんなふうになれたらいいのにー!」
「呼んだかーい!?」
「ひゃぁぁぁ!?」
妄想に浸りひとりで照れていると
張本人である零がボーゲンで滑ってきて
薫は肩を跳ねさせた
「れ、零くん!?え、今の聞いてた!?」
「え?私の名前が何となく聞こえたから
来ただけなのだ」
「あ、なんだ良かったァ…」
零本人にあんな恥ずかしい独り言を
聞かれたら…と薫はほっとして
胸をなでおろした
「っあ、れ、零くん……あの」
「ん?」
「…あ、あたしと」
首を傾げて自分の言葉を待つ零に
ドキドキしつつも薫は
思い切って…
「あの、零くん私と滑らない!?」
「ん?なーんだ!そんなことか!
いいよ、滑ろう!」
「!やった!」
ほらほら、と薫に手招きをする
零に薫は嬉しそうに笑顔を
浮かべて後を追い掛け、2人で滑っていった…
「わ、わ、あうスピード…早くなって、
うやぁっ!!…転んだ」
「おーおー派手に転んで、ほらよ」
前から派手に転んで雪のせいで
頬が赤く冷たくなった琉絵を
妖が引っ張り立ち上がらせた
琉絵はよろけながらも
妖の手を取り立ち上がる
「冷たいー」
「そりゃあ顔から転べば冷たいだろ
…しゃーねーな」
「んゆ」
冷たくなった琉絵の頬を
妖が包む…と、手袋越しに伝わる
暖かな手の体温と手袋の温かさに
琉絵は目を閉じて彼の手の
温もりに浸る
「暖かいか?」
「ん、あったかーいよ…」
「そいつは良かった、もっと
あっためてやろーか?」
「ん?んーもーちょっとこのまんま…」
すりすり、と妖の手に擦り寄る
琉絵に妖は思わず頬が綻んだ
「…いいなぁ、琉絵」
その様子を見ていた薫は
羨ましげに妖と琉絵の2人を
見ていた……ああ、自分もと
妖と琉絵を零と自分に
当てはめて顔を赤くさせて
体をくねらせる。
「…なんちゃって!あは、あたしも零くん
とあんなふうになれたらいいのにー!」
「呼んだかーい!?」
「ひゃぁぁぁ!?」
妄想に浸りひとりで照れていると
張本人である零がボーゲンで滑ってきて
薫は肩を跳ねさせた
「れ、零くん!?え、今の聞いてた!?」
「え?私の名前が何となく聞こえたから
来ただけなのだ」
「あ、なんだ良かったァ…」
零本人にあんな恥ずかしい独り言を
聞かれたら…と薫はほっとして
胸をなでおろした
「っあ、れ、零くん……あの」
「ん?」
「…あ、あたしと」
首を傾げて自分の言葉を待つ零に
ドキドキしつつも薫は
思い切って…
「あの、零くん私と滑らない!?」
「ん?なーんだ!そんなことか!
いいよ、滑ろう!」
「!やった!」
ほらほら、と薫に手招きをする
零に薫は嬉しそうに笑顔を
浮かべて後を追い掛け、2人で滑っていった…