哀愁デートは海での巻
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「…!あ、」
海から目線を外して下を見ると、
綺麗な桃色のさくら貝が目に入り
手に取って、耳に当ててみる
そんな琉絵に妖は首を傾げた
「さくら貝めっけ」
「ん?……貝殻か………んで何してんだ」
「貝を耳に当てたら海の音するって言ってて」
「実際に海に来てんだから
聞こえるだろうよ、んで貝が
違くねぇか?」
それ確か巻貝当てたら聞こえる奴だろ、と
妖に論破された琉絵は確かにと
軽く笑いながら恥ずかしそうに頬をかく
「でもこの貝殻綺麗だから持って帰るの、
帰ってお父さんにアクセにしてもらお」
「親父に?…作れんのかアクセ」
「だってうち、アクセサリー店だもん」
「そいつは初耳」
まさか琉絵の実家が
アクセサリー店だったとは知りも
しなかった妖は前髪の下の瞳を瞬かせた
そして少し考えると…自分の周りの
砂浜を探り…同じさくら貝を見つけると
琉絵に渡した
「?んう?」
「俺のも頼むわ、お前とお揃いな」
「!…うん、お揃いにしよーよ
綺麗なネックレスにしてもらお」
貝殻を大事にティッシュに包むと
小銭入れに入れて、微笑んだ
「出来たらLINEするから、取りに来てね」
「分かった」
「…ね、今度は泳ぎに来ようね」
「次はそうするか」
波の音をBGMに妖と琉絵は
微笑みあって、自然に手が引き寄せ
られる様にして手を重ねながら
また海を2人で眺めた…
…………………………………………………………………………………
そして2日後…番組のメンバーと
妖が集まって駄弁っていた時、
堅作が妖の首に下がっているもの
に気がついた
「所でさぁ、リーダーそのネックレス
どうしたんだ?妖がアクセつける
なんて珍しい」
「あ?これか?…ちょっとな」
ネックレスを見せつけるようにして
手に取りながらニヤリ、と笑う妖の
手には例のさくら貝が着いた革紐の
ネックレスが下がっていた
そして後日、偶然いあわせた
琉絵が同じものをつけていた
ことに気がついてメンバーは皆察して
「はよくっついたらいいのに」と
全員思ったとか
海から目線を外して下を見ると、
綺麗な桃色のさくら貝が目に入り
手に取って、耳に当ててみる
そんな琉絵に妖は首を傾げた
「さくら貝めっけ」
「ん?……貝殻か………んで何してんだ」
「貝を耳に当てたら海の音するって言ってて」
「実際に海に来てんだから
聞こえるだろうよ、んで貝が
違くねぇか?」
それ確か巻貝当てたら聞こえる奴だろ、と
妖に論破された琉絵は確かにと
軽く笑いながら恥ずかしそうに頬をかく
「でもこの貝殻綺麗だから持って帰るの、
帰ってお父さんにアクセにしてもらお」
「親父に?…作れんのかアクセ」
「だってうち、アクセサリー店だもん」
「そいつは初耳」
まさか琉絵の実家が
アクセサリー店だったとは知りも
しなかった妖は前髪の下の瞳を瞬かせた
そして少し考えると…自分の周りの
砂浜を探り…同じさくら貝を見つけると
琉絵に渡した
「?んう?」
「俺のも頼むわ、お前とお揃いな」
「!…うん、お揃いにしよーよ
綺麗なネックレスにしてもらお」
貝殻を大事にティッシュに包むと
小銭入れに入れて、微笑んだ
「出来たらLINEするから、取りに来てね」
「分かった」
「…ね、今度は泳ぎに来ようね」
「次はそうするか」
波の音をBGMに妖と琉絵は
微笑みあって、自然に手が引き寄せ
られる様にして手を重ねながら
また海を2人で眺めた…
…………………………………………………………………………………
そして2日後…番組のメンバーと
妖が集まって駄弁っていた時、
堅作が妖の首に下がっているもの
に気がついた
「所でさぁ、リーダーそのネックレス
どうしたんだ?妖がアクセつける
なんて珍しい」
「あ?これか?…ちょっとな」
ネックレスを見せつけるようにして
手に取りながらニヤリ、と笑う妖の
手には例のさくら貝が着いた革紐の
ネックレスが下がっていた
そして後日、偶然いあわせた
琉絵が同じものをつけていた
ことに気がついてメンバーは皆察して
「はよくっついたらいいのに」と
全員思ったとか