「あれ、ルアとアイ！！
一緒に登校してる！珍しい…」
「仲悪いと思ってたけど、違うんだ」


朝…ルアとアイが
二人で投稿してきたことに
クラスメイトは驚き質問攻めする
しかし二人はそんな質問責めに
嫌な顔ひとつせず顔を合わせあい笑った。



「ちょっと喧嘩してただけ」
「でも、もう大丈夫！！」



仲がすれ違い誤解しあっていた二人は
リアラとナイツという存在の
おかげで…再び仲の良さを取り戻した
もう二人がすれ違うことはない



「教えてもらったもんね」
「うん」



教えてもらったから
彼らのおかげで知ることが出来たから
信じ合うと言うことが、信頼し合うと
言うことがどれだけ大事かを




「ねぇ、ルア！アイ！
その指輪どうしたの？すごく綺麗」




クラスメイトの一人がここで
それぞれルアとアイが
つけている指輪に気が付き指を指した。
あぁ、と指輪を撫でながら
ルアとアイは微笑む




「これはね、とても大事な彼から貰ったもの」
「ずっと、待ってるの」
「「彼の事を」」




頬を染めて愛おしげに微笑む二人に
クラスメイト達はその彼というのは
とても大事な存在なのだ、と知り微笑んだ。




「早く会えるといいね！」
「「うん！」」




何年経っても、何十年立っても…

待ち続けるんだ

ナイツとリアラが来ると信じて…