ムーンタワーその4〜アイ編〜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ケラケラと笑いながら手に持ったベールを
頭に被り一回転してベールを翻し
ながらアイはリアラに微笑みかけた
ベールを被ったアイの姿に
とくん、とリアラの胸は大きく鼓動を刻む。
「ねぇリアラ、どうかな?似合ってる…?」
そう尋ねたアイにリアラは
少し惚けて見つめていたが我に返り
頭を振るとアイに返答した。
「あぁ、似合っているよ」
「良かった!へへ」
そしてアイはベールを被ったまま
駆け足で講壇の前へ来ると
リアラに手招きをし、リアラは
アイの隣へとやって来て…
今の状況がまるで結婚式の様だと
言うことに気がついた。
「なぁ##NAME2#、今の状況…
結婚式の様、だな」
「そう思ってくれて嬉しい、ねぇリアラ」
アイは少し間をおいて…
桃色に染った頬でリアラを見上げた
「…あのね、結婚式の真似っ子、してみない?」
「…真似っ子?」
「うん!せっかく2人っきり、
教会独り占め!だから…リアラと
してみたいな、って」
アイにそうお願いをされた
リアラは少しそっぽを向き
ニヤける口元を抑える
…真似事でも、アイから
そう言い出してくれたことが嬉しくて…
リアラは小さく頷いた
「…いいぞ」
「!やった、ありがとう…!」
神父も居ないけれど、これが精一杯
リアラとアイは互いに
向かいあい……リアラはアイの
ベールを捲り、彼女の手を取ると
ここには無い指輪の代わりに…
「……」
「!」
薬指にキスを落とし、アイは
薬指へのキスに頬を染めた。
そして次にリアラは手を反対にし
自分の手を上にする…と、アイは
リアラを見上げると、リアラの薬指に
キスを返した。
「………指輪交換の代わり、だね」
「あぁ」
指輪交換の代わりを行った後…
リアラはふと自分のペルソナに手をかけ
少し、躊躇ったが………
「………もう、いらない」
小さくそうつぶやきペルソナを
遠くへ投げ捨てた。
アイはリアラがペルソナを
外して初めて素顔を晒したことに、
そしてペルソナを投げ捨てたことに
驚いたがリアラは穏やかに微笑み
アイに告げた
「……もう、私には必要ないからな」
「リアラの素顔初めて見たよ」
「変か?」
リアラの言葉にアイは首を振る。
「ううん!全然!リアラが初めて
素顔見せてくれたのが嬉しいの」
「そう、か」
無邪気に笑うアイに、リアラは
先程キスが交わされた薬指を見る
…これは、彼女を何があっても守るという
誓であり……リアラが主であるワイズマン
との決別を決意したという証であった
頭に被り一回転してベールを翻し
ながらアイはリアラに微笑みかけた
ベールを被ったアイの姿に
とくん、とリアラの胸は大きく鼓動を刻む。
「ねぇリアラ、どうかな?似合ってる…?」
そう尋ねたアイにリアラは
少し惚けて見つめていたが我に返り
頭を振るとアイに返答した。
「あぁ、似合っているよ」
「良かった!へへ」
そしてアイはベールを被ったまま
駆け足で講壇の前へ来ると
リアラに手招きをし、リアラは
アイの隣へとやって来て…
今の状況がまるで結婚式の様だと
言うことに気がついた。
「なぁ##NAME2#、今の状況…
結婚式の様、だな」
「そう思ってくれて嬉しい、ねぇリアラ」
アイは少し間をおいて…
桃色に染った頬でリアラを見上げた
「…あのね、結婚式の真似っ子、してみない?」
「…真似っ子?」
「うん!せっかく2人っきり、
教会独り占め!だから…リアラと
してみたいな、って」
アイにそうお願いをされた
リアラは少しそっぽを向き
ニヤける口元を抑える
…真似事でも、アイから
そう言い出してくれたことが嬉しくて…
リアラは小さく頷いた
「…いいぞ」
「!やった、ありがとう…!」
神父も居ないけれど、これが精一杯
リアラとアイは互いに
向かいあい……リアラはアイの
ベールを捲り、彼女の手を取ると
ここには無い指輪の代わりに…
「……」
「!」
薬指にキスを落とし、アイは
薬指へのキスに頬を染めた。
そして次にリアラは手を反対にし
自分の手を上にする…と、アイは
リアラを見上げると、リアラの薬指に
キスを返した。
「………指輪交換の代わり、だね」
「あぁ」
指輪交換の代わりを行った後…
リアラはふと自分のペルソナに手をかけ
少し、躊躇ったが………
「………もう、いらない」
小さくそうつぶやきペルソナを
遠くへ投げ捨てた。
アイはリアラがペルソナを
外して初めて素顔を晒したことに、
そしてペルソナを投げ捨てたことに
驚いたがリアラは穏やかに微笑み
アイに告げた
「……もう、私には必要ないからな」
「リアラの素顔初めて見たよ」
「変か?」
リアラの言葉にアイは首を振る。
「ううん!全然!リアラが初めて
素顔見せてくれたのが嬉しいの」
「そう、か」
無邪気に笑うアイに、リアラは
先程キスが交わされた薬指を見る
…これは、彼女を何があっても守るという
誓であり……リアラが主であるワイズマン
との決別を決意したという証であった