ナイツとルアはリアラとアイが
ムーンタワーへ戻ってからデュアライズし
スカイメドウを飛んでいた、がふと
ルアがナイツを呼び止めた



『(ねぇナイツ、ちょっといいかしら…)』
「ん？どうかしたか？」
『(…大したことじゃないんだけど…
ただね、あの…見える？前にある
あの森の中)』



スカイメドウには青々と広がる草原
だけではなく花畑や木々が生い茂る
森も存在しており…ルアは
前にある森に指さした




『(私、あの森の中に1度行ってみたくて)』
「んぁ？」
『(私ね、将来子供が出来たら
あぁいう森の中で家族で
ハイキング行くのが夢なのよ…
アニメやドラマなんかで見かけるの、
あぁいうのいいなっ…て、
ごめんなさい言っても分からないわね)』
「(…家族、子供)」




初めてルアが語った将来の”夢”
家族、子供と言う言葉にナイツは
目の前に広がる森を見ながら思いに浸る




「(…本当に人間だったなら)」




人間だったなら彼女の願いを叶えて
やれるのだろう、と思い少し沈んだ
思いになったがナイツはそんな気持ちを
振り払ってルアに声をかける。




「オッケー！行ってみよう！
俺もあのナイトピアには興味があるからな」
『(本当？ありがとう、ナイツ)』




話もまとまりさて、森の中へ行こうとすると
森からナイトピアン達が怯えた様子で
逃げて来るでは無いか
ナイトピアン達はナイツとルアの
横をすり抜け逃げていき、その後から
オウルがやってきた。





「た、大変じゃー！！！ナイトメアンの
軍団が攻め込んで来おった！」
『(えぇ！？)』
「あの森の中にナイトピア侵攻の
拠点を作る気なんじゃ！」
「どうするルア…憧れの森が
荒らされてるみたいだぜ？」




ナイツの言葉にルアは答えた





『(私、あの森を守りたい！)』
「よぉしそう来なくっちゃ！
奴らを追い出してやろうぜ」




ナイツとルアは森の中へと
飛び込んで行った。