ルアはオウルと共に次のナイトピア
スカイメドウへとやってきた。
次のナイトピアは広がる草原に
美しい花々…楽しそうな世界だと
ルアは目を細めた。



「穏やかで楽しそうな世界ね、オウル」
「そうじゃの…この世界のどこかにある
グリーンイデアは「成長」を意味するんじゃ
お主の今までの行いがこの世界を
生み出したのじゃろう」



オウルとそう話していると
ナイツの吹く笛の音が聞こえてきて
ルアはナイツがいることに気がついた




「あら、この笛の音は…ナイツだわ」
「！まて、隠れるんじゃ！」




ルアがナイツの元へと
駆け寄ろうとした時、オウルは
空にリアラの姿を見つけて
ルアを静止し隠れた。
ルアもリアラに気がついて
足を止める。




「やあナイツ、今日は1人かい？」
「(ルアは…いないの？)」
「(その様だな)」




リアラとデュアライズしているアイも
リアラも幸運なことにルアには
気が付かなかったようだった



「なんだよリアラ、邪魔するな」
「フッ、まぁいいだろう…今回は呑気に
会話をしに来た訳では無いからな
私は貴様を連れ戻すようにとワイズマン様から
ご下名をいただいている…」



ナイツはリアラの話にうっとおしげに
そっぽを向く。



「しかし…度重なる貴様の愚行によって
ワイズマン様が酷くお怒りなのだ
これ以上そのままにしておくことは許されん…」




す、と人差し指を突きつけて
リアラはナイツに告げた



「ナイツ、今度こそは貴様の命を
奪ってでもその身を引っ捕らえる！！」