スノウウッドその5〜アイ編〜
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あれは学校の帰り…
『お姉ちゃん!放課後遊んでこうよ!』
『行きたいならアイだけで行って』
『え、でも』
『もうすぐテストでしょ』
遊びへ誘ったのだが、姉であるルアは
冷たく視線をやると参考書を読みながら
先に帰ってしまい…
あの時の悲しさを思い出して
アイは俯いた
「アイ?……お姉さんとの
事を思い出したのかい」
「うん…あのね、お姉ちゃんね
最近全く遊んでくれなくなっちゃった
…嫌いになっちゃったのかな私の事」
そう寂しげに呟いたアイを
見ていたリアラはアイの
前まで来ると、その手をアイの
頭の上に置いて頭を撫でた。
「!リアラ?」
「…お前は笑っていてくれ」
そんな顔されたら調子が狂う、と
頬を染めそっぽを向いたリアラに
アイは笑顔を見せると
リアラに抱きついた。
「!うわっ」
「リアラ、ありがとう!
元気出ちゃった」
「…そう、か」
アイに抱きつかれ頬を染めていた
リアラだったが、ふと優しげな表情で
微笑みアイに笑いかけた
「!…リアラ笑った!」
「、なに?」
そんなリアラの笑顔を見たアイの
胸が大きく高鳴る
ドクン、ドクン、と心臓の音を
高鳴らせながらもなんとか言葉を振り絞った。
一方リアラは自分が無意識に
笑っていたことに衝撃を受け
自分の口元に手をやった
「(…私が?……アイに笑いかけた?)」
本当に無意識で、彼自身も驚いた
だが
「(…悪くない)」
嫌ではない、むしろ心が暖かいと
リアラは暖かな胸に目をやった
「リアラの笑顔私好きだよ」
「!?す、」
「?」
好き、の言葉に大きく動揺し
アイを見たが彼女は
首を傾げており、あぁ何だ
そういう意味での好きかと
少し、ガッカリした
「(……もう手遅れだ)」
なんて事だ、獲物として近づいた
ビジターに恋心を抱いてしまうなんて
…自分はもう取り返しのつかない
所まで来てしまっている
使命か 愛か
「(どうすればいいんだ)」
『お姉ちゃん!放課後遊んでこうよ!』
『行きたいならアイだけで行って』
『え、でも』
『もうすぐテストでしょ』
遊びへ誘ったのだが、姉であるルアは
冷たく視線をやると参考書を読みながら
先に帰ってしまい…
あの時の悲しさを思い出して
アイは俯いた
「アイ?……お姉さんとの
事を思い出したのかい」
「うん…あのね、お姉ちゃんね
最近全く遊んでくれなくなっちゃった
…嫌いになっちゃったのかな私の事」
そう寂しげに呟いたアイを
見ていたリアラはアイの
前まで来ると、その手をアイの
頭の上に置いて頭を撫でた。
「!リアラ?」
「…お前は笑っていてくれ」
そんな顔されたら調子が狂う、と
頬を染めそっぽを向いたリアラに
アイは笑顔を見せると
リアラに抱きついた。
「!うわっ」
「リアラ、ありがとう!
元気出ちゃった」
「…そう、か」
アイに抱きつかれ頬を染めていた
リアラだったが、ふと優しげな表情で
微笑みアイに笑いかけた
「!…リアラ笑った!」
「、なに?」
そんなリアラの笑顔を見たアイの
胸が大きく高鳴る
ドクン、ドクン、と心臓の音を
高鳴らせながらもなんとか言葉を振り絞った。
一方リアラは自分が無意識に
笑っていたことに衝撃を受け
自分の口元に手をやった
「(…私が?……アイに笑いかけた?)」
本当に無意識で、彼自身も驚いた
だが
「(…悪くない)」
嫌ではない、むしろ心が暖かいと
リアラは暖かな胸に目をやった
「リアラの笑顔私好きだよ」
「!?す、」
「?」
好き、の言葉に大きく動揺し
アイを見たが彼女は
首を傾げており、あぁ何だ
そういう意味での好きかと
少し、ガッカリした
「(……もう手遅れだ)」
なんて事だ、獲物として近づいた
ビジターに恋心を抱いてしまうなんて
…自分はもう取り返しのつかない
所まで来てしまっている
使命か 愛か
「(どうすればいいんだ)」