「な、ナイツ！！ルア！！大変じゃ！！」
「！オウル、どうしたの？」



オウルは顔面蒼白であり、何か大変な
事があったのだと察してルアが
オウルに聞くとオウルは慌てて説明し出す。



「な、ナイトメアンの攻撃て
建物が崩れだしたんじゃ！」
「何っ！？」
「こ、このままではこのナイトピアの
ナイトピアンが下敷きに…！！」
「ルア！行こう！」
「うん！」




差し出されたナイツの手を強く握ると
ナイツとデュアライズし空へと飛び上がった
オウルの案内の元ついて行くとそこには
崩れる建物、そしてナイトピアンに
降り注ぐその壁や建物の破片と
逃げ惑うナイトピアン！



「ルア、ピアンを
パラループで安全な場所へ避難させよう」
「えぇ、わかったわ！！」




逃げ惑うピアンを囲い、パラループを
発生させてワープさせて
固まって身を守るピアンをパラループで
囲んでワープさせた。
少しずつピアンをワープできていたのだが…




『っきゃ！？』



途中でサードクラスのナイトメアンが
妨害してきて、ルアはギリギリで
良けれた、がナイツはここで邪魔が来るかと
舌打ちをする。



「ったく邪魔すんなよー！！」



サードクラスをドリルアタックで
倒し、またピアンの避難へと動く
そして最後のピアンを避難させたところで
建物の崩壊は収まり被害は抑えられた。




『なんとかなった？』
「あぁ、ご苦労さま」
『よかった…』
「なぁルア」
『ん？』



なんとかピアンを助けられたと
ほっ、と息を着いたルアに
ナイツは先程言いかけた言葉の
続きをルアに告げた。




「さっきの続きだけどさ、周りの意見
気にしてたら苦しくならねぇか？」
『え？』
「言いたいこと言えないで溜め込んでると
気持ち悪いだろ、言いたいことがあるなら」




デュアライズを解いてルアの
肩に手を置いて語りかける。




「妹に直接、言ってやろうぜお前のホントの気持ち」
「…えぇ、ありがとうナイツ」




ナイツの言葉にどこか気持ちが晴れた
様にして微笑んだルアに
ナイツもにっ、と笑って
ルアの頬を手で包み込む




「俺の事頼ってくれよルア
お前と妹が仲直りできるように
俺も手伝うからさ」
「うん」



そう微笑みあうナイツとルアは
知らなかった



アイが誰と共にいるのか
誰と行動をしているのか…