「お姉ちゃん、私の事嫌いになったのかなぁ」

写真を見つめながら眉を下げた悲しそうな顔で姉に思いを寄せるのは
ルアの双子の妹である
アイ・キャンベル。
昔は中が良かった、なのに最近はなんだか避けられている事に気がついた。


「お姉ちゃん！帰ろう！」
「‥先に帰って、私は一人で勉強したいの」


その言葉に笑顔を作りながらも思い足取りで帰った。
周りには沢山の人が集まってきたがどうしても姉のことが気がかりでやまなくて
笑顔を作りながらも対処したがアイの心には不安が降り積る。


「私、お姉ちゃんの事大好きなのにな‥私、なにかしたのかな‥」


ぬいぐるみを抱きしめてベットの中で考える。
考えて考えているうちに瞼が重くなりアイは眠りにつき、
姉とおなじ夢の世界へ行くこととなる‥