リアラとアイの企みも
知らないナイツとルアは
トイパークを進んでいた
トイパークの奥へと進めば
ルアの見覚えのある物が
チラホラと目に映る




「（‥あ、あのぬいぐるみ）」




トイパークに置かれていた
大きなクマのぬいぐるみ、それに
見覚えがあった‥
確かあのぬいぐるみはそう、
アイがずっと大事にしていた
ぬいぐるみだ




「（このナイトピア、なんか‥
アイに似てるかも）」




ファンシーで可愛いものが詰め込まれた
このナイトピアは‥どこかアイを
思い出させてくれた
そんなルアにナイツが尋ねた




「ルア？どうした？」
「‥ん、いいえちょっと
妹のことを思い出していただけ」




ルアがそう答えたその時、
ナイツとルアの目の前に
パラループで作られた
ワープホールが現れ‥その中から
リアラ、もといリアラとデュアライズした
アイが現れた。




「！！またお前か！今度は何の用だ！」
「ナイツ、まだお前はそのビジターを
利用しているつもりか？
‥愚かなビジター、ナイツなんぞに騙されるとは」
「、どういうこと‥？」




リアラから発せられた言葉に
ルアがたしろぐ、が
ナイツはそんなルアの
前に立ちリアラに向け叫んだ




「何を言っているんだオマエ！！」
「いつからお芝居が上手くなった？
教えてやろうかビジター、ナイツは
お前からイデアを奪うために
お前と一緒にいるんだ」
「っ！？」
「ルア！騙されるな！！っぐ！！」




リアラのその言葉に信じられない、と
ルアが目を見開き
ナイツがルアに寄ろうとした、
だがすかさずリアラが後ろから
羽交い締めにしてナイツの動きを封