ナイトライブラリーその5〜ルア編〜
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一方こちらはナイトライブラリー…
ルアの夢の世界
ナイトメアンの襲撃がやみ
ルアはナイトピアンと
戯れていた
(と、言うよりナイトピアンに
遊んでくれと催促されている)
「ん?何して遊んでほし…
絵本?これ読んで欲しいの?」
差し出されたのは1冊の絵本
ナイトピアンはそれを差し出しこくこく、
と頷いて笑顔を向ける
ルアはその場に座り
ナイトピアンに読み聞かせを始めた
「昔ある所に1人の男の子が…」
「……」
その様子をその場にあった椅子に
どっかりと座り込んで見ているのは
ナイツだった
「その男の子は旅の途中で
困っているお姫様に会いました」
「…ふふ」
読み聞かせをしているルアの
横顔がどこか美しく見えて
その様子をずっと見ていたくて
彼女と一緒にいたくて…
胸がドキドキして…
「…変なの、なんだろこれ」
「ナイツ」
首を傾げてそう考えるナイツの元に
オウルが降りてきた
ちょうどいい、とナイツはオウルに
この感情の正体を聞くことにした
「なぁオウル、聞いていいか?」
「ホ?なんじゃ」
「…俺さ、ルアを見ていると
おかしいんだ」
「なんじゃと?」
胸のあたりをぎゅ、と握りしめて
ナイツは少しずつ話し始めた
「なんかさ…胸が、ドキドキして…
でも悪い感じじゃなくて
ルアの事ずっと見ていたくて
ずっと一緒にいたくて……
その、幸せな感じ?何だ
でもどこかむず痒い…」
「……………どうしたもんか……」
オウルはナイツからその悩みを聞くと
どうしたもんが、と頭を抑えた
長く生きてるオウルでも聞いた事も
なかった事例だったからだ
だって今までになかったしありえなかった
ナイトディメンションを生きる者が
ビジターに恋をしただなんて……
「(でもそれは人間に似た容姿に
人間に似た感情を持つファーストクラスの
ナイツだから出来たことだろう)」
「オウル?」
「…あぁ…それはだな……………」
はぁ、と一息ついてオウルは
ナイツにその感情の正体を教えた
「それは、恋だナイツ」
「え?」
きょとん、としたナイツに
もう一度オウルは教えた
「じゃから…恋じゃ、と言っておる」
「…こ、い?」
まさかのその返答にナイツは
ポカン…として聞き直した
ルアの夢の世界
ナイトメアンの襲撃がやみ
ルアはナイトピアンと
戯れていた
(と、言うよりナイトピアンに
遊んでくれと催促されている)
「ん?何して遊んでほし…
絵本?これ読んで欲しいの?」
差し出されたのは1冊の絵本
ナイトピアンはそれを差し出しこくこく、
と頷いて笑顔を向ける
ルアはその場に座り
ナイトピアンに読み聞かせを始めた
「昔ある所に1人の男の子が…」
「……」
その様子をその場にあった椅子に
どっかりと座り込んで見ているのは
ナイツだった
「その男の子は旅の途中で
困っているお姫様に会いました」
「…ふふ」
読み聞かせをしているルアの
横顔がどこか美しく見えて
その様子をずっと見ていたくて
彼女と一緒にいたくて…
胸がドキドキして…
「…変なの、なんだろこれ」
「ナイツ」
首を傾げてそう考えるナイツの元に
オウルが降りてきた
ちょうどいい、とナイツはオウルに
この感情の正体を聞くことにした
「なぁオウル、聞いていいか?」
「ホ?なんじゃ」
「…俺さ、ルアを見ていると
おかしいんだ」
「なんじゃと?」
胸のあたりをぎゅ、と握りしめて
ナイツは少しずつ話し始めた
「なんかさ…胸が、ドキドキして…
でも悪い感じじゃなくて
ルアの事ずっと見ていたくて
ずっと一緒にいたくて……
その、幸せな感じ?何だ
でもどこかむず痒い…」
「……………どうしたもんか……」
オウルはナイツからその悩みを聞くと
どうしたもんが、と頭を抑えた
長く生きてるオウルでも聞いた事も
なかった事例だったからだ
だって今までになかったしありえなかった
ナイトディメンションを生きる者が
ビジターに恋をしただなんて……
「(でもそれは人間に似た容姿に
人間に似た感情を持つファーストクラスの
ナイツだから出来たことだろう)」
「オウル?」
「…あぁ…それはだな……………」
はぁ、と一息ついてオウルは
ナイツにその感情の正体を教えた
「それは、恋だナイツ」
「え?」
きょとん、としたナイツに
もう一度オウルは教えた
「じゃから…恋じゃ、と言っておる」
「…こ、い?」
まさかのその返答にナイツは
ポカン…として聞き直した