しばらくするとオーナーがやってきた。



「おー！ハーデリア！一人でこんな奥まで来ちゃってなにがあったんだい？
何はともあれ、君達には感謝だよー！｣

｢のんきだな！もしかしたら本当にポケモンがいなくなってたかもしれないんだぞ！｣
　　
「そうだそうだ！もっと心配しろ！」

「そう言えば…お前の名前聞いてなかった。名前は？」

「あたいはマジュだ！」

「マジュか、いい名前だな！」

「おう、そうだろ？」

『マジュ、もうそろそろアデクさんの元へ帰りましょうか。』

「お、そうだな！帰ろうぜ！じゃあな！」




彼女たちは意気揚々とサンギ牧場を後にしてアデクのまつ小屋へ戻っていった。