野生少女、イッシュへ行く
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「は、ははは…マジュもおかしなやつだな、トレーナーになるなんて…エイプリルフールはもう過ぎたぞ?」
「あたい本気!!トレーナーになって強くなる!!旅する!!」
「笑えない冗談はやめろマジュ。」
「あたいは本気だーーー!!」
ギーーッ!!と地団駄を踏んで暴れる
マジュには目もくれず、ウツギ博士は考えていた。
「ウツギ博士、ウツギ博士からもなにかマジュに…「いいよ、マジュちゃん。」…え?」
今、なんて言った?という目線をエンテイ達はウツギ博士に向ける。
「いいよ、旅しても!トレーナーズカードは僕が作っておくよ。」
「ほんと!?やったぁぁぁ!!」
あっさりと承諾したウツギ博士に、
三匹は小声で掴みかかる。
「お、おぉおおい!?ウツギ博士!?何言ってんだよ!?」
「マジュが旅に出たら、いろいろとやらかすに決まってますよ!?!?」
「何を無責任なことを!!」
ぎゃあぎゃあと文句を言うライコウ達に
ウツギ博士はゆっくりと、なぜ承諾したかを話し始める。
「僕はただマジュちゃんにいろんな景色を見てほしいって、そして色んな世界を知れたらいいなぁって思って承諾したんだ。森しか知らない彼女に、…心配なのはわかるけれど、彼女のしたいことを拒否するのは可愛そうじゃあないかな?」
正しい意見に、三匹はグッと押し黙る。
「それに、心配ならついていけばいいじゃないか!」
「「おお、そうか!!」」
あっさりと問題は解決し、三匹がマジュのパートナーポケモンとなり旅に同伴することになった。
………
「マジュちゃんはどこを旅したいとかある?」
「あたい、ジョウトじゃないとこ旅したい」
「えっ、ジョウトじゃないところ?」
「そう!!なんかいいとこないか?」
「ジョウトじゃない地方…」
どこがいいかと悩んでいたウツギ博士は、とある地方に知り合いがいたことを思い出した。
「なら、イッシュ地方はどうかな?」
「イッシュ地方?」
「そう、イッシュ地方には僕の知り合いがいるし、ここにはいないポケモンもいるし…楽しいと思うよ。」
「イッシュ地方…わかった、あたいそこ旅する!!」
………
こうして、今に至る。
「僕の知り合いの名前はアララギ博士っていうんだ。もしあったらよろしくね。」
「わかった!!」
「ライブキャスターの使い方はもう覚えたね?」
「おう!!」
「ポケモンの捕まえ方やバトルの仕方も覚えたね?」
「覚えた!!」
「お箸を持つのは?」
「右!」
この一週間、旅に困らぬようにお金の使い方や箸のもち方等など…
ドタバタで覚えて、ようやく旅ができるようになった。
旅に同伴するポケモンはまだいる。
「なあなあ!船ってやつ俺初めて乗るけどどんだけでかいんだ?ホエルオー乗るくらいか!?」
「そんなに大きな船はないと思うぞ?」
目を輝かせながら船が来るのを今か今かと待っている黒い髪の男性…ゾロアークとその様子に苦笑いする緑髪の男性…ラルトスだ。
この二人は森のポケモンだったが、
マジュと旅をしたい、と言い出し旅に同伴することとなった。
「あ、船が…」
「じゃあウツギ博士、私達は行く。」
「うん、気をつけてね。」
しばらくすると船がやってきた。
船に乗り、動き出すと、少しずつウツギ博士の姿が見えなくなっていく。
「イッシュ地方ってどんなとこなんだろうな!?あたいワクワクする!ところで、なんでみんな自分のボールに入らないんだ?」
「狭いからやだね」
「私もですね」
「私もだ」
「俺も船に乗ってたい」
「私もです」
こうしてエンテイ、ライコウ、スイクン、ゾロアーク、ラルトス、マジュの旅はスタートした。
マジュの首元の羽の首飾りがその旅を
見守るかのように揺れていた。
「あたい本気!!トレーナーになって強くなる!!旅する!!」
「笑えない冗談はやめろマジュ。」
「あたいは本気だーーー!!」
ギーーッ!!と地団駄を踏んで暴れる
マジュには目もくれず、ウツギ博士は考えていた。
「ウツギ博士、ウツギ博士からもなにかマジュに…「いいよ、マジュちゃん。」…え?」
今、なんて言った?という目線をエンテイ達はウツギ博士に向ける。
「いいよ、旅しても!トレーナーズカードは僕が作っておくよ。」
「ほんと!?やったぁぁぁ!!」
あっさりと承諾したウツギ博士に、
三匹は小声で掴みかかる。
「お、おぉおおい!?ウツギ博士!?何言ってんだよ!?」
「マジュが旅に出たら、いろいろとやらかすに決まってますよ!?!?」
「何を無責任なことを!!」
ぎゃあぎゃあと文句を言うライコウ達に
ウツギ博士はゆっくりと、なぜ承諾したかを話し始める。
「僕はただマジュちゃんにいろんな景色を見てほしいって、そして色んな世界を知れたらいいなぁって思って承諾したんだ。森しか知らない彼女に、…心配なのはわかるけれど、彼女のしたいことを拒否するのは可愛そうじゃあないかな?」
正しい意見に、三匹はグッと押し黙る。
「それに、心配ならついていけばいいじゃないか!」
「「おお、そうか!!」」
あっさりと問題は解決し、三匹がマジュのパートナーポケモンとなり旅に同伴することになった。
………
「マジュちゃんはどこを旅したいとかある?」
「あたい、ジョウトじゃないとこ旅したい」
「えっ、ジョウトじゃないところ?」
「そう!!なんかいいとこないか?」
「ジョウトじゃない地方…」
どこがいいかと悩んでいたウツギ博士は、とある地方に知り合いがいたことを思い出した。
「なら、イッシュ地方はどうかな?」
「イッシュ地方?」
「そう、イッシュ地方には僕の知り合いがいるし、ここにはいないポケモンもいるし…楽しいと思うよ。」
「イッシュ地方…わかった、あたいそこ旅する!!」
………
こうして、今に至る。
「僕の知り合いの名前はアララギ博士っていうんだ。もしあったらよろしくね。」
「わかった!!」
「ライブキャスターの使い方はもう覚えたね?」
「おう!!」
「ポケモンの捕まえ方やバトルの仕方も覚えたね?」
「覚えた!!」
「お箸を持つのは?」
「右!」
この一週間、旅に困らぬようにお金の使い方や箸のもち方等など…
ドタバタで覚えて、ようやく旅ができるようになった。
旅に同伴するポケモンはまだいる。
「なあなあ!船ってやつ俺初めて乗るけどどんだけでかいんだ?ホエルオー乗るくらいか!?」
「そんなに大きな船はないと思うぞ?」
目を輝かせながら船が来るのを今か今かと待っている黒い髪の男性…ゾロアークとその様子に苦笑いする緑髪の男性…ラルトスだ。
この二人は森のポケモンだったが、
マジュと旅をしたい、と言い出し旅に同伴することとなった。
「あ、船が…」
「じゃあウツギ博士、私達は行く。」
「うん、気をつけてね。」
しばらくすると船がやってきた。
船に乗り、動き出すと、少しずつウツギ博士の姿が見えなくなっていく。
「イッシュ地方ってどんなとこなんだろうな!?あたいワクワクする!ところで、なんでみんな自分のボールに入らないんだ?」
「狭いからやだね」
「私もですね」
「私もだ」
「俺も船に乗ってたい」
「私もです」
こうしてエンテイ、ライコウ、スイクン、ゾロアーク、ラルトス、マジュの旅はスタートした。
マジュの首元の羽の首飾りがその旅を
見守るかのように揺れていた。