マジュ達一行はプラズマ団を探し
下水道の中を進む…
マジュは辺りを見回しながら呟く



「下水道って臭くねーんだな」
『下水道っというと臭ぇイメージがあるけどな』
「…君達はこの地方の者じゃないようだね
どこから来たんだい？」



物珍しげに下水道や街を見ていた
マジュらにギーマは
どうやら他の地方から来たらしいと
察してどこから来たのか尋ねてきた。




「あたいジョウトから来た！
旅したくてここに来た！」
「旅がしたくて、ね……
好奇心旺盛な子は嫌いじゃないよ」
「ん？そっかー！」




奥へと進み、中にいるトレーナーと
戦いながらも進んでいくと
ヒュウの姿を見つけて声をかけた。




『ヒュウ』
「！お前ら…見つけたぞ、ほら」
「あ」



ヒュウの指さす先には
3人のプラズマ団
見つけたか、と目を合わせれば
ヒュウは頷いて口を開く




「行くぜ、準備はいいか？」
「おう！」
「構わないよ」



マジュとギーマの返事を聞くと
彼らはプラズマ団の前へ出た。




「おいっ！！」
「なんだお前ら？」
「……プラズマ団……この悪党ども」
「なんだと？人を悪者扱いするな！
「ポケモンを解放しようとした
我々のジャマをするな！」
「ジャマねぇ、二年前も同じこと言ってたね」


ギーマがそう呟き、プラズマ団員が
ギーマを見るとプラズマ団員の
顔色が変わった。



「お、お前は！！四天王のギーマ！？」
「「四天王？」」
「おや2年前のプラズマ団員の1人かな？
覚えていてくれて何よりさ」



四天王、と聞き？を浮かべるマジュと
まさか四天王だったとはと驚くヒュウ
だがプラズマ団員はひるむことなくつづけた


「これはいい！四天王のポケモンも
解放してやる！」
「なにがポケモン解放だ
お前らはただのポケモン泥棒
しかも奪ったポケモンを
道具としてあつかいやがって……！」
「うるさーい！
お前らのポケモンよこせ！！」
「やるぞ！」



ヒュウの言葉に頷き、
マジュはゾロアークの
ボールを構えた。