カマキリ星人の件の後…
星奈達は神才マンに
相談するために彼のいる
「第3小宇宙神星」に通信を
行うこととなった。



『…やぁ、みんな久しぶりだな
どうだ？地球のヒーロー達は』
「おじいちゃん！」
『おぉ、星奈に天城
すっかり大人の顔になって！』
「父さん、いきなりすまない連絡して…
忙しいのに」



通信に答えた神才マンは
側近である御曹司マンを
傍に置いて笑顔で迎えた。
神才マンは天才マンの
深刻そうな表情にすっ、と
真剣な顔になる




『何かあったのか』
「色々ありすぎて…」
「父さん、”ジェノサイドマン”と言う
男のことを知っているか」
『！？…なぜ、その男の名前を』




ジェノサイドマンの名を聞いた神才マンは
顔色を青くさせながらも何故その名を
聞いているのかと問う。
そんな問いに答えたのは勝利マンだった




「…先日、過去に鈴音が倒したはずの
カマキリ星人が襲ってきて…
あいつ曰く”ジェノサイドマン”に
蘇らせてもらったと」
「後、裏宇宙から”バック・コスモス・メイツ”
っていう3人組が」
「なんだって！？…そんな、まさか……
生きていたというのか…！！」





勝利マンのその言葉に神才マンは
立ち上がりそんな、ありえない、と
ぶつぶつ呟きながら周囲をぐるぐると
歩き回る…




「ヒーロー神様、落ち着いて下さいよ」
「…すまない、落ち着いた
その3人についての考察も…
ジェノサイドマンについても全て話そう」




御曹司マンにそう窘められて
神才マンは落ち着きを取り戻し椅子に座ると
大きく深呼吸をして口を開く。





「まず…ジェノサイドマンと言うのは
私か800年前に”裏大宇宙”へ大宇宙侵略を
止めるために向かった際の…宇宙侵略の一味の
リーダーの名前だ」
「「裏大宇宙！？」」





うむ、と頷いて神才マンはさらに続ける