現場へ直行すると…そこには
街を荒らす5人の人影があった
勝利マンらが現れると
ヒーローたちが二人いるぞ、と
街のものは騒ぎ立てた。


「ちょっと待て！！勝利マンは俺だ！！てめぇは何者だ！！」
「「えっ！？」」
「え！？え！？勝利マンたちが2人！！」
「バッキャロー！！！そっちは偽物だ！！騙されやがって！！間違えんじゃねー！！」
「ひーー！！ごめんなさーい！！」
「危険だ、さぁ避難しろ」
「はい！！」



集まっていた人たちは逃げていき‥
後は影で顔が見えない偽物のみが残された
勝利マンの偽物が舌打ちをする




「チッ、お前の名を語り悪事を働くことで勝利マンの評判と尊厳をめちゃくちゃにしてやろうと思ったのによ」
「私たちもさ、天才マンの名を汚したかったのに」
「まったくだ」
「邪魔ね」
「貴様らは何者だ！！」



ニマ、と笑うとビルの上にいたが
飛び上がり地面に降り立ち、ようやく
全貌が顕になった



「俺の名は凶漢マン！！」
「私の名は邪智マン！！」
「私の名は破戒マン！！」
「私の名は反逆マン！！」
「私、悪女マン」

「「そう、俺/私達はお前のクローンだ！！」」
「「クローン…！？」」



目の前に現れたのは…鈴音、努力、友情、勝利、
天才にそっくりなクローン！！
クローン、ときき星奈達に
緊張感が走る
凶漢マンはくすくすと笑いながら綴る




「俺たちはとある偉大なるお方に
作られた、対大宇宙征服のためのチームだ
そのためにはお前らが邪魔なんでね」
「ついでにクローンである私達は
お前たちが憎い…だから私怨的な意味でも
お前らを倒したいのさ」
「「(対大宇宙征服…！？)」」



対大宇宙征服というワードに気になったが
勝利マン達は前に出て構える。




「そりゃあ面白ぇ！！最近腕のなるやつが現れなくてうずうずしてたんだ！！偽物なんだろうがかかってこい！！そして勝つ！！」
「努力して倒す！！」
「よーし分かった！！今回ばかりは私も戦おう！！」
「ふっ、この天才に勝てるかな？」
「気をつけてかからなきゃね…！」
「パパたち！私たちも！！」
「いや、見学してろ」




さぁ交戦を繰り広げる…と思われたが
悪女マンが指を振りニヤリと笑った。