最強男爵のアジトでは…
最強男爵がヒーロー5人の
クローンを作り対ラッキーちゃん
の熱意に燃えていた。



「もう既にあラッキーちゃんと天才マンの髪の毛…そして三兄弟が口を拭くのに使ったティッシュは入手している…それにワガハイの髪の毛を一緒に入れれば！！素晴らしき悪の心を持ったクローンが生まれる！！」
「えっ、男爵様のと一緒に…」
「なんだなにか文句でもあるのか」
「……えっと、ないです！！」
「(ろくなクローンにならねぇだろ)」



そのバトラーくんの予感は
的中することとなるのだが
男爵はもう止まらない！



「ワガハイの髪を先に入れて…そして次に
ヒーローたちの、」




早速クローンを作ろうとしたその時！



ガシャーーン！！！！




「！？な、なんだ！？」
「侵入者ラジャ！？」




ジェノサイドマンの手下の一行が
最強男爵のアジトの窓を割り
侵入してきたのだ！




「「ターゲット確認、五人のヒーローの
DNAとクローン製造機回収する」」
「貴様ら！！ワガハイのこの
クローン作っちゃうくんを狙って
来たのか！？そうはさせんぞバトラー！」
「え！？いやこんなに無理…」
「「強行突破致します」」



ジェノサイドマンの手下は
最強男爵とバトラーくんに襲いかかり…




「「ぎゃぁぁあああ！！」」




2人の悲鳴が轟いた……
…………………………………………………………………
「よくやったよくやった！
あんな間抜けにこのメカと
クローンが使いこなせるわけが無いからなぁ
私が有意義に使ってあげよう」



メカとDNAを盗んできた手下に
満足気に笑うとジェノサイドマンは
片手を上げ、側近を呼ぶと
それぞれ、五人のヒーローのDNAを
入れさせスイッチを入れさせた…
すると、メカに設置された謎の液体が
浸され始め…メカが動き出した。




「ヒーロー協会のヒーローのクローン、
いいじゃんいいじゃん！第3小宇宙
侵攻に一緒に向かわせようかな」




ジェノサイドマンが愉快そうに見ている
間に…クローン五人の体は完成して
カプセルの中で眠っていた
ジェノサイドマンは肘掛に肘を立てて
顎を載せると側近に顎で命令し、
活動開始のボタンを押させた





『(悪女マン 邪智マン
凶漢マン 反逆マン 破戒マンの活動を開始致します)』





メカからそんな機械音声が聞こえてくると
謎の液体は引いていき…カプセルが
空になると、カプセルが開いて
クローン5人が目を覚ました。





「やぁお目覚め？おはようそして
初めまして♪

ラッキーちゃんのクローンの悪女マン
天才マンのクローンの邪智マン
勝利マンのクローンの凶漢マン
友情マンのクローンの反逆マン
努力マンのクローンの破戒マン」




ジェノサイドマンは座ったまま
顔を除きこんで尋ねた





「ご主人様の名前言ってみな」




クローン5人は跪いて答えた





「「それはあなたです、ジェノサイドマン様」」
「あははは！！いいねいいね！！
そうこれから私がご主人様、
分かったねクローン一味！！
さぁさっさと地球へ向かって
暴れてきな！！」




新たに生まれた悪 クローン一味
彼はヒーローたちとどう戦うのか…