新たな悪の気配
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「…それで、体育祭の時に
聞いた電話の内容…」
「あぁ、詳しくご説明しましょう」
「………ジェノサイド一味………」
ギリ、と唇を噛んで救済マンは
ぽつりぽつりと語り始める
「…裏大宇宙の宇宙侵略一味……
かつて、神才マンに倒されたはずの
奴らがまた活動を始めた……」
ジェノサイド一味
彼らはかつて、大宇宙へ侵略を
考え攻めて来ることを考えていたのだが
それよりも前に神才マンによって
倒され、裏大宇宙は封印された
それがどれだけ無念であったか
それがどれだけ、ボスである
「ジェノサイドマン」のプライドに
傷をつけたか…
「裏大宇宙の奴らは大宇宙へはいけない
…だが、奴らはこの裏宇宙に入口を
無理やり開けてしまった」
悪夢はここから始まってしまった
裏大宇宙のジェノサイドマン達は
この裏宇宙の空間に穴を開けることで
大宇宙へと行き来ができるようになってしまった
その事態にいち早く気がついたのが
彼らバックコスモスメイツ…
「救済マン様…セイバーマン様も
ソテルマン様もですが、1度彼らに
捕まった身…また捕まれば」
「クロード」
彼らの身を心配するクロードに
救済マンは低い声でクロードを
呼ぶと振り向いた。
「…怯えている時間はないんだよ
ジェノサイドマンはもう時期復活する
「別の体を完成させて」ね
その前に、奴らを潰さなきゃ」
再び、宇宙に危機が迫っている
その事を知っているのは…
裏宇宙の者と、クロード
そしてバッグコスモスメイツ
だけなのであった
「…さ、話してくれる?クロード」
「…承知」
クロードはこほん、と咳払いをすると
資料を広げて説明し出す
「まず、ジェノサイドマンはまだ
完全な体になっていません
彼自身は年で老いぼれて
力が弱くなっていた…
だからこそ「別の体」を見つけて
無理やり同化したはいいですが…
彼自身、ジェノサイドマンと
「別の体」は無理やり同化したせいで
まだ順応できず苦しんでいる
ジェノサイドマンが動くことはありません、が」
「…別の問題が?」
こくり、とクロードは頷くと続ける
「ジェノサイドマンは新たに手下を
作りました…そしてジェノサイドマンは
裏宇宙だけではなく、ヒーロー協会にも
目をつけ……彼らは「過去にヒーロー協会が
倒した宇宙人をクローン化して兵にする」と言う
計画を成功させています」
「…ヒーロー協会が倒したってことは…
いるの?「あの人」も」
救済マンがそう聞くと、クロードは
俯いて辛そうな表情を浮かべた。
「…その可能性は……あるかと」
「…そっか………僕も、覚悟をしないと、ね」
「…上の者たちは攻め込んでは来ないと
思いますが、その「クローン」達は
既に表宇宙へと攻め込むかと
……情報は以上です」
「わかった、2人にも伝えておくよ
じゃあ僕はこれで」
救済マンはブラックホールを
作ると体をその中に入れ…
ブラックホールは徐々に小さくなり
表宇宙へと消えてゆく
そんな彼の背に向けて
クロードは深く頭を下げると呟いた
「どうかご武運を、我らが裏宇宙の王
バックコスモス・サミット17世様」
クロードのその言葉に救済マンは
小さく返して表宇宙へと消えた。
「………王様なんて呼ばれてもいいのかな……
僕は………」
聞いた電話の内容…」
「あぁ、詳しくご説明しましょう」
「………ジェノサイド一味………」
ギリ、と唇を噛んで救済マンは
ぽつりぽつりと語り始める
「…裏大宇宙の宇宙侵略一味……
かつて、神才マンに倒されたはずの
奴らがまた活動を始めた……」
ジェノサイド一味
彼らはかつて、大宇宙へ侵略を
考え攻めて来ることを考えていたのだが
それよりも前に神才マンによって
倒され、裏大宇宙は封印された
それがどれだけ無念であったか
それがどれだけ、ボスである
「ジェノサイドマン」のプライドに
傷をつけたか…
「裏大宇宙の奴らは大宇宙へはいけない
…だが、奴らはこの裏宇宙に入口を
無理やり開けてしまった」
悪夢はここから始まってしまった
裏大宇宙のジェノサイドマン達は
この裏宇宙の空間に穴を開けることで
大宇宙へと行き来ができるようになってしまった
その事態にいち早く気がついたのが
彼らバックコスモスメイツ…
「救済マン様…セイバーマン様も
ソテルマン様もですが、1度彼らに
捕まった身…また捕まれば」
「クロード」
彼らの身を心配するクロードに
救済マンは低い声でクロードを
呼ぶと振り向いた。
「…怯えている時間はないんだよ
ジェノサイドマンはもう時期復活する
「別の体を完成させて」ね
その前に、奴らを潰さなきゃ」
再び、宇宙に危機が迫っている
その事を知っているのは…
裏宇宙の者と、クロード
そしてバッグコスモスメイツ
だけなのであった
「…さ、話してくれる?クロード」
「…承知」
クロードはこほん、と咳払いをすると
資料を広げて説明し出す
「まず、ジェノサイドマンはまだ
完全な体になっていません
彼自身は年で老いぼれて
力が弱くなっていた…
だからこそ「別の体」を見つけて
無理やり同化したはいいですが…
彼自身、ジェノサイドマンと
「別の体」は無理やり同化したせいで
まだ順応できず苦しんでいる
ジェノサイドマンが動くことはありません、が」
「…別の問題が?」
こくり、とクロードは頷くと続ける
「ジェノサイドマンは新たに手下を
作りました…そしてジェノサイドマンは
裏宇宙だけではなく、ヒーロー協会にも
目をつけ……彼らは「過去にヒーロー協会が
倒した宇宙人をクローン化して兵にする」と言う
計画を成功させています」
「…ヒーロー協会が倒したってことは…
いるの?「あの人」も」
救済マンがそう聞くと、クロードは
俯いて辛そうな表情を浮かべた。
「…その可能性は……あるかと」
「…そっか………僕も、覚悟をしないと、ね」
「…上の者たちは攻め込んでは来ないと
思いますが、その「クローン」達は
既に表宇宙へと攻め込むかと
……情報は以上です」
「わかった、2人にも伝えておくよ
じゃあ僕はこれで」
救済マンはブラックホールを
作ると体をその中に入れ…
ブラックホールは徐々に小さくなり
表宇宙へと消えてゆく
そんな彼の背に向けて
クロードは深く頭を下げると呟いた
「どうかご武運を、我らが裏宇宙の王
バックコスモス・サミット17世様」
クロードのその言葉に救済マンは
小さく返して表宇宙へと消えた。
「………王様なんて呼ばれてもいいのかな……
僕は………」