体育祭が終わり……轟はと言うと
緑谷に

「君の力じゃないか！！」

との声を貰い、悩みが振り払われた様だった
そんな体育祭も終わって振替休日へと
突入したのだが…



「…救済バックコスモス・チェンジ」



翌日、人気のない場所へ向かうと
変身し、ブラックホールを
作ると人知れず、表宇宙を出て
裏宇宙へと姿を消した。



「………本当は戻るつもりは
なかったけれど」



体育祭の時にクロードからかかってきた電話
謎の組織「ジェノサイド一味」の
行動が活発になりつつあるという報告
その報告をもう少し詳しく聞くために
緑谷は1人、裏宇宙へ戻ることとなった。



『(…裏宇宙に一旦帰る？)』
『(うん、あの…ジェノサイド一味の
行動が活発になってきてると聞いて…
クロードから話聞くだけだから)』
『(裏宇宙のやつにバレたらどうする
気だクソデクァ！！！』
『(いや、話聞いたらすぐ帰るから！！)』




爆豪と轟にも許可を貰い、
裏宇宙へと帰ることが可能になった
緑谷はブラックホールを通り…
部下であるクロードがいる
星の、自分の城への中へと
足を踏み入れた
足を踏み入れると、目の前に
現れたのはコンピューターを
操作するクロードの姿




「クロード」
「！！救済マン様！！おかえりなさいませ！！」




クロードに声をかけると、クロードは
笑顔を浮かべて救済マンに駆け寄った。
そんなクロードに仮面とマスクの下
で救済マンは笑顔を浮かべた。




「体育祭は終わったのですね、お疲れ様でした」
「ありがとう、僕らがいない間
いつもごめんねクロードにばっかり…」
「そんな謝らないでください！
貴方に救われたこの命、この人生！
貴方方に使える事に使う事にしたのですから！」
「…ありがとう」




クロードの心遣いに思わず
目を潤ませたが…本題に入らねばと
姿勢を正した。