第３戦は勝負が決まらずに
結果はダブルノックダウンの引き分け。この場合、２人が回復した後に腕相撲で決めるとの事であった

第4戦は麗日は爆豪相手に粘ったが
疲労感と怪我のキャパオーバーに倒れて
爆豪の勝利で終わった

第5戦は尾白と飯田の正統派の戦い
どちらもいい戦いをしていたが
飯田の蹴りをくらい気絶、飯田の勝利となり‥





「じゃ、行こっか八百万」
「えぇ‥！！」




第6戦、星奈と八百万の試合となった
クラスメイトたちはどちらを応援したら
いいのかと悩む




「ど、どっち応援したらいいのかわからん‥」
「クラスメイト同士だと悩むよな」
「でも爆豪と麗日の時は麗日
応援してたじゃん」
「だって爆豪悪人面だし‥」




そして八百万と星奈は
試合場へと上がる




『前哨戦をダブル１位で通過！邪魔者は圧倒的火力でねじ伏せる天才少女！
生月星奈！ヒーロー科！
対するは、万能個性で上位の成績！同じくヒーロー科、八百万百！』
「‥んふ」




長いさらさらの髪を指で巻きながら
観客の歓声に答えて手を振る星奈
そんな彼女を八百万はキッと睨み付けた
まるで“お前など眼中に無い”と言わんばかりの態度‥一泡吹かそうと考えた。




「（余裕という事ですか‥確かに私と
あなたの実力は大きく差があります
ですが！！その余裕打ち砕いてみせます！）」



『レディィィィ！！スターーート！！！』




そして試合スタートの声が上がると
八百万は「創造」の個性を発動
し始める、星奈が油断している
うちに反撃すべきだと判断したのだ




「（星奈さんが油断している
今が‥‥‥っ！？）」



ふと、前を見た八百万は目を疑った
いつの間にか、光の速さで
星奈がすぐ目の前まで迫ってきていた
そして星奈は腕を勢いよく引くと
八百万の腹へとその手を突き出した！！
すると八百万はくの字になり
飛ばされて場外へと落とされた




『え！？あ、場外！！
生月星奈の勝ち！！』
『えーっと今何が起こった？』



相澤が冷静に解説してみせる




『恐らく、星奈はわざと
油断しているような仕草を見せたんだろうそして八百万に隙を作らせて場外へと
押し出した』
「あは、正解！！」
『全て計算済みって訳だーーー！！！』




こうして1回戦は星奈、天城
どちらも勝利を手にした
そして次は以下のようになる


第１戦　緑谷 対 天城
第2戦　切島 対 爆豪
第3戦　飯田 対 星奈　
第4戦　塩崎　対　常闇



果たして優勝は‥！？