そして訪れた昼食の時間…
緑谷はオールマイトに昼に誘われて
そっちへいき、星奈2人も
昼へ行こうとしたその時


「おーいたいた、星奈に天城」
「あれ、勝利兄にパパ」
「うぉおおお！！勝利マンと天才マン！！」
「ちょ、なんだよ恥ずいからここまで来んなよ…」


恥ずかしげに嫌がる天城に
明らかにショックを受けた天才マン



「な…！む、昔はそんな事言わなかったのに…！」
「年頃なんだよ年頃、親父に迎えに来られんのが恥ずいんだろ」
「んで、2人ともどしたの？お昼一緒食べる？」
「表向きはそうだな」



なんか大事な話があるな、と
察して二人はこくりと頷いて
2人について行く…
そして別の所へと行き4人だけに
なると星奈が口を開く



「……この学校に来たのってさ、やっぱバック・コスモス•メイツ関連でしょ？気がついたんでしょ」
「ふっ、その通り………この天才は突き止めた、お前のクラスにバック・コスモス•メイツが仮の姿を得て潜んでいると」
「やっぱな、俺らも気がついてたけど」
「…あの3人は、間違いなくさっちゃん関連の男だ………救済だかなんだかとか言ってたがさっちゃんの敵討ちに、なんてことも有り得るからな」


お茶を入れて2人に差し出しつつ
勝利マンは話を続ける



「…あと天才がよ、それだけじゃあないらしい」
「？それだけじゃない、って…パパ？」
「……まだ全てはわかっていないが………


あの3人のバックに、今までとは比べ物にならないくらいの強悪が潜んでいるとみた」
「「！？」」


その言葉に星奈は立ち上がり
父親に問い詰める



「なにそれ、強悪って何者！？」
「…それを今から調べるためにここに来たんだ」
「あの3人は1-Aの前にまた現れる……だから待つしかねぇ」



ずず、と茶をすすり勝利マンは息を吐き…
一瞬、目を吊り上がらせた



「(バック・コスモス•メイツ……お前らは俺が負かす)」



…………………………………………………………………………………


そしてその頃…どこかの遠い宇宙では
その”強悪”がくすくすと笑い
玉座に座っていた


「…馬鹿だなぁ〜ワタシから逃げられたと思ってんだあのアホ3人………お前らは絶対ワタシに逆らえないってこと知らないんだろうな本人は！！マヌケ！！」



ゲラゲラと笑い…手に持つバック・コスモス•メイツの写真を燃やして
地面に落として踏みにじった







「お前たちはワタシのマリオネットになるんだよバック・コスモス•メイツ」