ブローチを握りしめて物陰へと走り
その陰へと入ると、そこにはもう
同じブローチを握りしめた先客が二人いた


「かっちゃん！！轟くん！！」
「あぁ！？せめぇだろうが！！」
「仕方ないだろここしか物陰が‥それよりも早く、変身しねぇと生月が」
「‥ッチ！！」


爆豪は舌打ちをしつつブローチを高々と
掲げ、轟と緑谷も同じように掲げて‥




「救済バック・コスモス！」
「セイバーバック・コスモス！」
「ソテルバック・コスモス！」



変身スペルを叫んだ



「「チェンジ！！！」」



そのスペルを唱えた瞬間にブローチが光り
輝きからだを包み込み‥最初に
ブローチを持つ左腕が肩から徐々に黒く
染まりその腕に星が輝いて救世主へと変わり
右腕が光り輝くと
髪が伸びポニーテールになり‥

両腕と両足を包むようにブラックホールが
足先、手先から徐々に服をハイテクスーツと忍者服を掛け合わせた服に変えていき‥
そしてマスクが下の顔を包んで
完全に顔を隠すように鉄の仮面が現れ
耳からぴょこん、とダイヤの形の飾りが着いたアンテナが飛び出せば‥！



「変身、完了！！」



3人の体は宇宙人の体に‥
バック・コスモス・メイツのものへと変身が完了した。
変身が完了すると真っ先に救世手を使い
ブラックホールを通り現場へ急いだ


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

「キラッ！！！！」
「ファイアビーム！！」



技を繰り出しつつ脳無と戦う2人
脳無はビームや炎を受け身をよじらせるが‥


「倒れる様子ないんだけどどういうこった！！」
「ショック吸収型‥！！」



ショック吸収型の脳無に
頭を回転させる星奈、
そんな時！！



ガッ！！



「っわ！？」
「！！星奈！！」
「生月！！」
「「星奈ちゃん！！」」



脳無に足を捕まれて、星奈の
体が地面へと振り下ろされる！！



「っ！！（やば、これ背骨か頭行く！！）」



ぎゅっ、と目を瞑ったその時‥！！








キュー！！！