とある日の雄英には‥多くの
マスコミが押し寄せてインタビューをしていた
星奈と天城が登校しようと
門を通ろうとしたその時‥


「もしもしそこの2人！教師としてのオールマイトはどんな感じですか？」
「‥‥」
「‥‥」
「あの、ちょっと！！」
「‥あれ？君たち顔どっかで見たような」


スルーして通ろうとする星奈と天城
にまた声をかけたマスコミのひとりが違和感に気が付き‥



「あ！！この2人！！ラッキーちゃんと天才マンの第1子と第2子じゃないか！？」
「あぁ！！本当だ！！じゃあこのふたりがヒーロー協会から来た！！」
「あの！！君たちとお父さんお母さんについても！！」
「ヒーロー協会と地球のヒーローについては！？」

「「‥‥(無視無視)」」



無視を決め込む星奈と天城に
むっ、と腹を立てた女性のマスコミが
星奈の腕を掴んだ！！



「あの、少しコメントくれても！！」
「きゃ、」
「おい」
「キャッ！？」


女性マスコミの腕を掴みあげたのは
相澤先生だった。



「生徒に手出しをするのはお止め下さい‥そして彼は今日非番です授業の妨げになるんでお引き取りください」
「相澤先生‥！」
「生月、早く校舎に」
「はい」
「あ、ちょっと！！」



星奈と天城を奥へ通して
自分も奥へと引っ込んでゆく‥


「オールマイトに直接お話疑いたいのですが！」
「あなた小汚過ぎません！？」



そこでマスコミのひとりがつかつか、と
門へと近づいてゆく‥


「ちょっと！！少しでいいのでオールマイトとそこの2人に‥」
「あ、バカ」



門へ近づいたその瞬間、ビー！！という
けたたましい音ともに門が閉まり
マスコミは完全に締め出された！！



「うわあああなんだぁ！？」
「雄英バリアーだよ、学生証とかつけてないやつが門をくぐるとセキュリティが働くんだよ至る所にセンサーがある」
「なにさー！！お高くとまっちゃってさ！！一言くれてもいいのにさ！」



その様子を遠くから見ているものが一人いた‥