「天城くんもするんでしょ！？はよはよ！！」
「あーわかったわかった、じゃあ俺も‥スターライトトランスフォーム！！」


ブレスレットを上に掲げて同じ
変身スペルを唱えると雷のような
光が輝き、次の瞬間にはマントと
赤いスーツに身を包んだ姿が現れた



「‥よしっ、と」
「わぁー！！The！！ヒーロー！！って感じ！！」
「‥あっ！！もしかしてそのマント」



なにかに気がついた緑谷がマントを
指さすと天城は照れくさそうに答えた。



「そ、父さんを意識したんだこのマント」
「やっぱり！天才マンのと似てるなぁって思ったんだ！」



オールマイトは拍手をして
生徒たちのコスチュームをほめて見せた。


「似合っているぞ皆！！」
「先生！ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか！？」
「いいや！もう二歩先に踏み込む！屋内での対人戦闘訓練さ！！敵退治は主に屋外で見られるが統計で言えば屋内の方が凶悪敵出現率は高いんだ」



その言葉に最もだ、と頷いた



「君らにはこれから「敵組」と「ヒーロー組」に分かれて２対２の屋内戦を行ってもらう！！」
「基礎訓練もなしに？」
「その基礎を知る為の実戦さ！！」
「勝敗のシステムはどうなります？」
「ぶっ飛ばしてもいいんスか？」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか？」
「わかれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか！？」
「このマントやばくない？☆」


「んんん〜聖徳太子ィ！！！」



好き勝手に質問する生徒たちに
聖徳太子では無いんだからと
思いながらも冷静に返した


「いいかい？状況設定は「敵」がアジトに「核兵器」を隠していて「ヒーロー」はそれを処理しようとしている！」
(設定アメリカンだな！)
「「ヒーロー」は制限時間内に「敵」を捕まえるか「核兵器」を回収する事、「敵」は制限時間まで「核兵器」を守るか「ヒーロー」を捕まえる事」


設定はアメリカンに行われるらしい



「コンビ及び対戦相手はくじだ！」
「適当なのですか！？」
プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いしそう言う事じゃないかな……」
「そうか！先を見据えた計らい！！失礼いたしました！！」
「いいよ！早くやろ！！」



こうして引かれたくじ‥
星奈は轟とで#NAME2##は葉隠とらしい


「轟‥あんたか、よろしくー」
「‥‥‥おう、」
「葉隠‥‥あ、透明の君か」
「#NAME2##くんだー！よろしく！」


そして最初の対戦相手は‥



「AコンビがヒーローでDコンビが敵だ！！」


爆豪＆飯田vs緑谷＆麗日だ
5分後にスタートし、他のみんなは
モニターで観察するらしい
そうして最初の戦闘が‥