エンカウント、救済マンの巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そしてその頃オールマイトと別れた
緑谷は1人夜道を歩き帰路へとついていた
先程オールマイトから言われた言葉を
反芻しながら…
「器を鍛えれば鍛えるほど…ならばもっと筋トレを、いやそれよりも…」
ぶつぶつ、ぶつぶつと独り言を呟きながら
歩いてゆく緑谷…そのせいで前が見えておらず…
ドン
「あっ、!?あ、ごめんな……さ……?」
突然背の高い人にぶつかり謝ろうと
上を向く………が、その人を見て
思わず固まった。
異様なのはその容姿だ
「……………」
ハイテクスーツと忍者服を合わせたような
不思議なコスチュームに
鉄でできた目元を覆うハーフマスク
耳から生えたダイヤの形のアンテナ
星のブローチが着いたスカーフ
それだけ見ればヒーローかと思うのだが…
「(誰、だこの人)」
「(こんなヒーロー知らないし、デビューしたという話も聞いてない)」
そう、こんなヒーローはいない
それよりも目を奪ったのはその左手
「(…手が…手が、夜空の色を………!?)」
そう、目の前の彼の左手は
星がきらめく…まさに真上の夜空を
閉じ込めたかのような腕をしていた
そう考えれば、個性とも思いにくかった
それを考えれば…
「(宇宙人…!?)」
まさか、宇宙から来た存在?
宇宙から来た存在というのは珍しいものだが
地球のみんなには知られていた、そう
ヒーロー星のヒーロー協会があるから…
たまに悪の宇宙人がやってきて地球のヒーローにやられる、なんて話はちょくちょくだ
「…………」
「!!」
その男はゆっくり、と緑谷に近づいていく
個性を使わねばならないのか、
そもそもこいつは何者、と緑谷は身を固めるが…
「安心しろ、私はお前に危害を加えない」
「え?」
そう告げられて素っ頓狂な声がでた
「私の名は救済マン、宇宙から来た存在…」
「…救済マン……」
「………そして、この宇宙を救済する者…」
と、言うことはヒーロー協会の
ヒーローなのか?と緑谷は
警戒を少し解いた。
「……そしてもうひとつ……救済してくれる救世主を探しに来た…この星に」
「(救済してくれる救世主?)」
救済マンの目は真っ直ぐに緑谷を
写していた
「……お前はそれになりうるのかな」
「えっ!?僕!?」
いきなり自分を指名されて
慌てたが、救済マンはふっと笑った
「…今はまだわからんが、お前に目はつけておこう……また会おう」
キュー…
「あっ!?」
キュー、という音を立てて救済マンは
その場から黒い穴に入るようにして消えて
緑谷はその場の辺りを見回したが
救済マンはもう居なかった。
「…また会おうってまた会うのかな?」
首を傾げる緑谷を、空から見る救済マン
すると…
キュー…
「「兄貴」」
「セイバー、ソテル」
同じくキュー、という音を立てて
セイバーマンとソテルマンが現れた。
「どうだった、お前らの方は…見つかりそうか」
「ふさわしいやつを見つけたよ」
「私もだ」
「そうか、ならばいい…だが今じゃあない」
夜空を見上げて続ける
「コンピューターのデータによればまただと出たからな、待つとするか…」
「それまでマークしておいた方が良さそうだな……
地球での仮の姿を」
そう、彼らは地球での仮の姿を探しているのだ
そして今…それに相応しい人物を見つけた
「この星には地球出身ヒーローにくわえて天才マン、ラッキーマン、努力マン、友情マン、勝利マンも居る…気をつけた方がいいだろう」
「どちらにしろヒーロー協会のヒーローの力はいるぞ」
「だが私たちはいい目では見られないだろうな」
バック・コスモス・メイツ
彼らは敵か…味方か…
緑谷は1人夜道を歩き帰路へとついていた
先程オールマイトから言われた言葉を
反芻しながら…
「器を鍛えれば鍛えるほど…ならばもっと筋トレを、いやそれよりも…」
ぶつぶつ、ぶつぶつと独り言を呟きながら
歩いてゆく緑谷…そのせいで前が見えておらず…
ドン
「あっ、!?あ、ごめんな……さ……?」
突然背の高い人にぶつかり謝ろうと
上を向く………が、その人を見て
思わず固まった。
異様なのはその容姿だ
「……………」
ハイテクスーツと忍者服を合わせたような
不思議なコスチュームに
鉄でできた目元を覆うハーフマスク
耳から生えたダイヤの形のアンテナ
星のブローチが着いたスカーフ
それだけ見ればヒーローかと思うのだが…
「(誰、だこの人)」
「(こんなヒーロー知らないし、デビューしたという話も聞いてない)」
そう、こんなヒーローはいない
それよりも目を奪ったのはその左手
「(…手が…手が、夜空の色を………!?)」
そう、目の前の彼の左手は
星がきらめく…まさに真上の夜空を
閉じ込めたかのような腕をしていた
そう考えれば、個性とも思いにくかった
それを考えれば…
「(宇宙人…!?)」
まさか、宇宙から来た存在?
宇宙から来た存在というのは珍しいものだが
地球のみんなには知られていた、そう
ヒーロー星のヒーロー協会があるから…
たまに悪の宇宙人がやってきて地球のヒーローにやられる、なんて話はちょくちょくだ
「…………」
「!!」
その男はゆっくり、と緑谷に近づいていく
個性を使わねばならないのか、
そもそもこいつは何者、と緑谷は身を固めるが…
「安心しろ、私はお前に危害を加えない」
「え?」
そう告げられて素っ頓狂な声がでた
「私の名は救済マン、宇宙から来た存在…」
「…救済マン……」
「………そして、この宇宙を救済する者…」
と、言うことはヒーロー協会の
ヒーローなのか?と緑谷は
警戒を少し解いた。
「……そしてもうひとつ……救済してくれる救世主を探しに来た…この星に」
「(救済してくれる救世主?)」
救済マンの目は真っ直ぐに緑谷を
写していた
「……お前はそれになりうるのかな」
「えっ!?僕!?」
いきなり自分を指名されて
慌てたが、救済マンはふっと笑った
「…今はまだわからんが、お前に目はつけておこう……また会おう」
キュー…
「あっ!?」
キュー、という音を立てて救済マンは
その場から黒い穴に入るようにして消えて
緑谷はその場の辺りを見回したが
救済マンはもう居なかった。
「…また会おうってまた会うのかな?」
首を傾げる緑谷を、空から見る救済マン
すると…
キュー…
「「兄貴」」
「セイバー、ソテル」
同じくキュー、という音を立てて
セイバーマンとソテルマンが現れた。
「どうだった、お前らの方は…見つかりそうか」
「ふさわしいやつを見つけたよ」
「私もだ」
「そうか、ならばいい…だが今じゃあない」
夜空を見上げて続ける
「コンピューターのデータによればまただと出たからな、待つとするか…」
「それまでマークしておいた方が良さそうだな……
地球での仮の姿を」
そう、彼らは地球での仮の姿を探しているのだ
そして今…それに相応しい人物を見つけた
「この星には地球出身ヒーローにくわえて天才マン、ラッキーマン、努力マン、友情マン、勝利マンも居る…気をつけた方がいいだろう」
「どちらにしろヒーロー協会のヒーローの力はいるぞ」
「だが私たちはいい目では見られないだろうな」
バック・コスモス・メイツ
彼らは敵か…味方か…