｢うっひょおおお！！来たよ、キターーーー！！｣

｢イナホうっさいダニ！！
外で叫ぶなダニ！！いったいどうしたダニ？｣

ちわっち！！イナホでーす！！
え？なんで叫んでるか！？だってだってだって！！私がいつも読んでいるヌーに、ゲゲゲの鬼太郎特集があったんだもーーーん！！
興奮するっすよ！！

｢ゲゲゲの鬼太郎ってなんダニ？｣

｢うぉ！？USAピョン心読めんの！？｣

｢いや、声に出てたダニ。｣

あらいやん☆

｢てか！USAピョン鬼太郎知らないの！？いい！？ゲゲゲの鬼太郎さんはね！
悪い妖怪を退治する妖怪スイーパーなんだよ！？｣

｢妖怪スイーパーダニ！？凄いダニ！！で、この隣の女の子誰ダニ？｣

｢この子？この子は白夜ちゃん！
鬼太郎の恋人らしいよー！｣

ほんとのとこわかんないけど色々噂あるんだよね、白夜ちゃん！
鬼太郎の嫁説、鬼太郎の許嫁説、

『はぁ！？ち、違うわよ！！』

む？

｢誰です･････かああ！？あ、あ、貴方は、まさか、白夜さん！？｣

銀色の髪、黄緑色の瞳、そして美人な
顔立ち！！まさに、この人は････

『は、なんで私をしってんのよ･････
あんた誰？』　



本物キターーーーーーーーーー！！！



『今日はいい天気ねー････』

ぽかぽか陽気の中、私は久々に一人で散歩していた。

一人で散歩しようにも必ずといっていいほど鬼太郎か、猫娘がいたからね･･･

"一人でも大丈夫よ！！"

"ダメ！！白夜ちゃんが心配よ！！"　

"ぬらりひょんにでも狙われたら！"

"うざったいわよアンタら！！"

はぁ。あいつらは過保護なんだから。

｢いい！？鬼太郎さんはね！｣

ん？鬼太郎？



声がした方をみると、メガネの女と････
ウサギ？かしらあれ？ウサギが喋ってたいいた。

｢鬼太郎さんは悪い妖怪を退治する妖怪スイーパーなんだよ！？｣

へぇ、鬼太郎そんなに有名なのね。
始めて知ったわ。

｢隣の女の子誰ダニ？｣

隣の女の子？猫娘かしら？

｢ああ、白夜ちゃん？｣

･････∑私！？

｢彼女はねー、鬼太郎の恋人らしいよ！
まぁ噂だけどねー！他にも
鬼太郎の嫁説、鬼太郎の許嫁説、｣

ちょちょちょ、ちょっとまってよ！？
なんで私が鬼太郎の恋人なのよ！？
嫁！？許嫁！？
ありえないわよ！！///

『はぁ！？ち、違うわよ！！』

あ、しまった、つい････


｢え、まさか･････白夜ちゃん！？｣　　

『アンタ誰？なんで私をしってんのよ。』






｢本物キターーーーーーーーー！！｣


なんなのよコイツ･･･｣