土蜘蛛ラッキーマン誕生の巻
「追手内洋一くん、君私と
カマキリ星人を倒
「断る」えぇ即答!?」
まさかの即答に元祖ラッキーマンは
土下座までして土蜘蛛に頼み込む
「貴様のような怪しい奴を
どう信用しろというのだ」
「そこをなんとか!ほら、私と
合体してラッキーマンになると
宇宙一ラッキーに」
「興味などない」
「お願いだってー…あ、もうこんな時間!!」
腕時計を見た元祖ラッキーマンは
また慌てだして、ポケットから
らっきょうの瓶を取り出した
「まずい、コンビニのバイトに遅れる!」
「お主ヒーローなのにバイトをしておるのか…」
「もう時間ないからこれあげる」
「はぁ!?何故!」
「それを食べてラッキーマンに
変身してヒーローとして戦ってくれよー!
じゃあ頼んだよーー!」
「おい!!勝手に決めるでない!!
おいこら!!…おのれぇぇぇ…」
土蜘蛛の手にやや強引にらっきょうの
瓶を持たせて勝手に任せて飛んでった
元祖ラッキーマンに血管が浮かぶ。
しかしみっちゃんの方を見れば
もう食べられてしまう寸前、ここは
仕方ないと土蜘蛛はため息をついた
「仕方あるまい」
らっきょうを口にすると光が
土蜘蛛をつつみ、目を開けて下を見ると…
自分は前世で着ていた肩衣と着物
首巻と袴を着ていた…ただ違うのは
ブーツと手袋、そして着物の色
「………む?…妖怪だった姿に
戻っておるではないか」
カーブミラーを見た土蜘蛛は
試しにコンクリートの塀に蜘蛛の糸を
出してみようと指を突き出した、すると
蜘蛛の糸が発射され壁に引っ付いたので
変身すれば妖術が使えることに
気がついた土蜘蛛はカマキリ星人に
近づきその肩を叩く
「おい」
「あ?なんだよ歌舞伎役者!!」
「歌舞伎役者では無い、我輩は
2代目ラッキーマンである
カマキリ星人よ、そのおなごを離せ」
「やだね!!」
「ほう、我輩の慈悲を受け取らぬか
ならばお主の罪、その命で償うが良い」
土蜘蛛がそう言い放つと
カマキリ聖人は鎌の両手を振り上げて
土蜘蛛に襲いかかってきた!
「ラッキーマンは運だけ!!
どうせてめぇも運だけだろ!!」
「それは元祖だけである、我輩を舐めるな!!」
土蜘蛛は咄嗟にカマキリ星人の足元に
蜘蛛の糸を出し足の動きを封じ、
次に両腕を蜘蛛の糸で封じて
動きを停めた。
「う、動けねぇ!なんだこりゃ!」
「その鎌さえなければお主は何も出来まい!!」
『おーいラッキーマン』
「なんだ!」
攻撃を仕掛けようとしたその時
幸運の星から声がかかった
何でも土蜘蛛の腰にある湯のみは
ラッキーサーベルといい武器になるという
ならば、と土蜘蛛はサーベルを手に取った
「せいっ!!!」
サーベルを手に取り茶柱を伸ばして
飛び上がり、カマキリ星人の腕に向かって
振り下ろす!と、カマキリ星人の
両腕が切り落とされ地面に落ちた。
「ひ、ひぃぃ…!強ぇ…!!」
「カマキリ星人よ、1人のおなごを
食おうとしたその罰を受けてもらう」
ぐるぐる、と糸を巻くようにして
両腕を回し妖気を貯めると…
土蜘蛛は片腕を高く振り上げ、
まるで岩を落とすかのように振り下ろした
「”隕石の術”!!」
隕石の術で隕石をカマキリ星人の上に出すと
カマキリ星人の頭に隕石が命中し
どう言う原理かカマキリ星人は
爆発して消え去った。
「…弱い……手応えもない」
「あ、あのラッキーマン様!」
「む」
なんだ弱いじゃないか、呆然と
しているとみっちゃんの声がかかった
振り向くとそこには頬をあからめるみっちゃん
「助けてくれてありがとうございました」
「お主…見代と言ったか、お主が
怪我がないのならばよかった」
「(見代の心配まで!)」
「我輩はゆく、皆の者よ!これからは
この我輩!ラッキーマンが
この星を守る!では!!」
そう宣言した土蜘蛛は飛び去っていき
その土蜘蛛の圧倒的な強さと
そのルックスに街民は騒いだ。
そしてみっちゃんは土蜘蛛の容姿と
強さに惚れ込んで恋する乙女の顔で
土蜘蛛の飛び去った空を見ていた
「ラッキー様…強くてイケメンで素敵…」
カマキリ星人を倒
「断る」えぇ即答!?」
まさかの即答に元祖ラッキーマンは
土下座までして土蜘蛛に頼み込む
「貴様のような怪しい奴を
どう信用しろというのだ」
「そこをなんとか!ほら、私と
合体してラッキーマンになると
宇宙一ラッキーに」
「興味などない」
「お願いだってー…あ、もうこんな時間!!」
腕時計を見た元祖ラッキーマンは
また慌てだして、ポケットから
らっきょうの瓶を取り出した
「まずい、コンビニのバイトに遅れる!」
「お主ヒーローなのにバイトをしておるのか…」
「もう時間ないからこれあげる」
「はぁ!?何故!」
「それを食べてラッキーマンに
変身してヒーローとして戦ってくれよー!
じゃあ頼んだよーー!」
「おい!!勝手に決めるでない!!
おいこら!!…おのれぇぇぇ…」
土蜘蛛の手にやや強引にらっきょうの
瓶を持たせて勝手に任せて飛んでった
元祖ラッキーマンに血管が浮かぶ。
しかしみっちゃんの方を見れば
もう食べられてしまう寸前、ここは
仕方ないと土蜘蛛はため息をついた
「仕方あるまい」
らっきょうを口にすると光が
土蜘蛛をつつみ、目を開けて下を見ると…
自分は前世で着ていた肩衣と着物
首巻と袴を着ていた…ただ違うのは
ブーツと手袋、そして着物の色
「………む?…妖怪だった姿に
戻っておるではないか」
カーブミラーを見た土蜘蛛は
試しにコンクリートの塀に蜘蛛の糸を
出してみようと指を突き出した、すると
蜘蛛の糸が発射され壁に引っ付いたので
変身すれば妖術が使えることに
気がついた土蜘蛛はカマキリ星人に
近づきその肩を叩く
「おい」
「あ?なんだよ歌舞伎役者!!」
「歌舞伎役者では無い、我輩は
2代目ラッキーマンである
カマキリ星人よ、そのおなごを離せ」
「やだね!!」
「ほう、我輩の慈悲を受け取らぬか
ならばお主の罪、その命で償うが良い」
土蜘蛛がそう言い放つと
カマキリ聖人は鎌の両手を振り上げて
土蜘蛛に襲いかかってきた!
「ラッキーマンは運だけ!!
どうせてめぇも運だけだろ!!」
「それは元祖だけである、我輩を舐めるな!!」
土蜘蛛は咄嗟にカマキリ星人の足元に
蜘蛛の糸を出し足の動きを封じ、
次に両腕を蜘蛛の糸で封じて
動きを停めた。
「う、動けねぇ!なんだこりゃ!」
「その鎌さえなければお主は何も出来まい!!」
『おーいラッキーマン』
「なんだ!」
攻撃を仕掛けようとしたその時
幸運の星から声がかかった
何でも土蜘蛛の腰にある湯のみは
ラッキーサーベルといい武器になるという
ならば、と土蜘蛛はサーベルを手に取った
「せいっ!!!」
サーベルを手に取り茶柱を伸ばして
飛び上がり、カマキリ星人の腕に向かって
振り下ろす!と、カマキリ星人の
両腕が切り落とされ地面に落ちた。
「ひ、ひぃぃ…!強ぇ…!!」
「カマキリ星人よ、1人のおなごを
食おうとしたその罰を受けてもらう」
ぐるぐる、と糸を巻くようにして
両腕を回し妖気を貯めると…
土蜘蛛は片腕を高く振り上げ、
まるで岩を落とすかのように振り下ろした
「”隕石の術”!!」
隕石の術で隕石をカマキリ星人の上に出すと
カマキリ星人の頭に隕石が命中し
どう言う原理かカマキリ星人は
爆発して消え去った。
「…弱い……手応えもない」
「あ、あのラッキーマン様!」
「む」
なんだ弱いじゃないか、呆然と
しているとみっちゃんの声がかかった
振り向くとそこには頬をあからめるみっちゃん
「助けてくれてありがとうございました」
「お主…見代と言ったか、お主が
怪我がないのならばよかった」
「(見代の心配まで!)」
「我輩はゆく、皆の者よ!これからは
この我輩!ラッキーマンが
この星を守る!では!!」
そう宣言した土蜘蛛は飛び去っていき
その土蜘蛛の圧倒的な強さと
そのルックスに街民は騒いだ。
そしてみっちゃんは土蜘蛛の容姿と
強さに惚れ込んで恋する乙女の顔で
土蜘蛛の飛び去った空を見ていた
「ラッキー様…強くてイケメンで素敵…」