努力マン登場の巻
「‥‥」
いつも通りのなんでもない朝‥土蜘蛛が
ズズ、と茶をすすりながら新聞を読んでいると
テレビから気になる声が聞こえてきた。
「ニュースです!地球に新たなヒーローが現れました!」
「ふむ?」
土蜘蛛が目線をやるとそこには
何やら暑苦しそうな男が汗びっしょりで
息を切らして立っていた。
「貴方が新たなヒーローですね?」
「ハーッ、ハーッ、努力と根性で百万光年を飛んできました!」
「で、お名前は?」
「私は努力マンです!!」
なんでも努力マンが語るには‥
自分は新しく認定証を授かったばかりのヒーロー
そんで地球でヒーロー活動をと決めていたのだが
もう先にラッキーマン‥土蜘蛛がいた為
土蜘蛛を倒せば地球のヒーローとして
認めてもらえるため来たのだとか
そして何よりも
「なんの努力もせずに認定証を手に入れたのが
ラッキーマン!!お前だ!!だから私は
お前が嫌いなんじゃ〜!!!」
「知らぬわ、認定証を手に入れたのは
先代のラッキーマンである」
ふん、と鼻を鳴らして茶を飲み干し目線を
外す‥とまたテレビからでかい声が聞こえてきた
「ラッキーマン出てこい!!地球のヒーローの座をかけて正々堂々の勝負だーっ!!!」
「おーっ!これは電波を使っての挑戦状だーっ!!さぁどうするラッキーマン!」
「‥仕方あるまいな、受けるか」
ふうー‥と長めのため息を着くと
土蜘蛛は重い腰を下ろして
外へ出て変身するとそのまま
努力マンの待つテレビ局前へと
飛んでいき‥ビルの上へと降り立った。
「努力マンよ!その誘い、吾輩が受けて立とうぞ!!」
「あぁっ!ラッキーマンが現れました!!」
「んなとこで格好つけてんじゃねーや!!
さっさと降りてこい!!」
「やれせっかちな若者よ」
血の気の多い奴だと思いながらも土蜘蛛が
降りると努力マンは構えた。
「さーっ!!どこからでもかかってこい!!」
「ではゆくぞ‥‥!!」
土蜘蛛は高く飛び上がると拳を
地面に突きつけ重量に従い落ちてくる!
「”衝撃スタンプ”!!!」
「なんの努力バリアー!!!」
「多っ!ものすごい速さで
レンガを積み上げている!!」
努力マンは土蜘蛛の衝撃スタンプを
レンガで受け止めようとした、が‥
ドゴォン!!!!
「ぐえっ!!」
「あぁっ間に合わなかったー!!」
間に合わずに土蜘蛛の攻撃を受けた。
いつも通りのなんでもない朝‥土蜘蛛が
ズズ、と茶をすすりながら新聞を読んでいると
テレビから気になる声が聞こえてきた。
「ニュースです!地球に新たなヒーローが現れました!」
「ふむ?」
土蜘蛛が目線をやるとそこには
何やら暑苦しそうな男が汗びっしょりで
息を切らして立っていた。
「貴方が新たなヒーローですね?」
「ハーッ、ハーッ、努力と根性で百万光年を飛んできました!」
「で、お名前は?」
「私は努力マンです!!」
なんでも努力マンが語るには‥
自分は新しく認定証を授かったばかりのヒーロー
そんで地球でヒーロー活動をと決めていたのだが
もう先にラッキーマン‥土蜘蛛がいた為
土蜘蛛を倒せば地球のヒーローとして
認めてもらえるため来たのだとか
そして何よりも
「なんの努力もせずに認定証を手に入れたのが
ラッキーマン!!お前だ!!だから私は
お前が嫌いなんじゃ〜!!!」
「知らぬわ、認定証を手に入れたのは
先代のラッキーマンである」
ふん、と鼻を鳴らして茶を飲み干し目線を
外す‥とまたテレビからでかい声が聞こえてきた
「ラッキーマン出てこい!!地球のヒーローの座をかけて正々堂々の勝負だーっ!!!」
「おーっ!これは電波を使っての挑戦状だーっ!!さぁどうするラッキーマン!」
「‥仕方あるまいな、受けるか」
ふうー‥と長めのため息を着くと
土蜘蛛は重い腰を下ろして
外へ出て変身するとそのまま
努力マンの待つテレビ局前へと
飛んでいき‥ビルの上へと降り立った。
「努力マンよ!その誘い、吾輩が受けて立とうぞ!!」
「あぁっ!ラッキーマンが現れました!!」
「んなとこで格好つけてんじゃねーや!!
さっさと降りてこい!!」
「やれせっかちな若者よ」
血の気の多い奴だと思いながらも土蜘蛛が
降りると努力マンは構えた。
「さーっ!!どこからでもかかってこい!!」
「ではゆくぞ‥‥!!」
土蜘蛛は高く飛び上がると拳を
地面に突きつけ重量に従い落ちてくる!
「”衝撃スタンプ”!!!」
「なんの努力バリアー!!!」
「多っ!ものすごい速さで
レンガを積み上げている!!」
努力マンは土蜘蛛の衝撃スタンプを
レンガで受け止めようとした、が‥
ドゴォン!!!!
「ぐえっ!!」
「あぁっ間に合わなかったー!!」
間に合わずに土蜘蛛の攻撃を受けた。