恐怖のブサイクゴンの巻

「行くぞおんどりゃーっ!!!
ブサイクビーム!!」
「ぬおっ、!おぉ躓いて良かった」



ブサイクゴンの迫力にたじろいだ土蜘蛛は
車に躓いて転んだ、がこれがラッキーとなった
躓いたおかげでビームを避けることが出来て
ビームは看板に当たった‥だが、ビームが
看板に当たると看板のお姉さんの写真が
とんでもないブスになってしまったのだった!




「あ、あの光線を食らっておれば‥ 」
「ブサイクビーム!!」
「うぉっ!?」



あの光線を食らっていたらと
恐れているとまたビームが放たれ
土蜘蛛が素早く避ける、とビームは
ビルの窓に反射してブサイクゴンに当たった!
ブサイクゴンに当たるとどうなるのだと
見ていると‥ブサイクゴンはさらにブスになってしまい
土蜘蛛に追いかけてきた!!




「フンギャーーーー!!!よくも
私の顔をこんなに!!許さん!!」
「吾輩のせいでは無い!!!」




怖い顔で追いかけられ流石の土蜘蛛も
逃げだし、逃げ出した衝撃で
土蜘蛛が懐に入れていたラブレターが
出てきてヒラヒラと舞う。




「んぎゃ!?ラブレター!!」
「む?」




するとブサイクゴンはラブレターを追いかけ
土蜘蛛から離れていき土蜘蛛はブサイクゴンの
行く末を見守る‥ブサイクゴンはラブレターを
追いかけていき、ガスタンクへと突っ込んでいき!!




ドッカーーーーン!!!!





「うわぁぁああ!!です代!!」




爆発して炎上した!!
しまった、殺すつもりはなかったのにと
土蜘蛛が冷や汗を垂らして慌てていると
炎の中から声がした




「熱いなもう」
「え?」



です代最強伝だ
そして炎と煙が晴れると‥
どこで買った、と思いたくなるような
水着を着てです代は現れた!!
です代はスイミングスクールへ向かう
途中だったため水着を着ていたのだ
その光景には周りの人達だけではなく
真ん前にいる土蜘蛛にも精神的ダメージ




「よくも私の高いお洋服を許さんーーーっ!!!!」
「ひっ‥!!」



戦えば戦うほどに不気味になる
ブサイクゴンに土蜘蛛ももう
精神が限界で、戦えんもう駄目だと
思ったその時、ブサイクゴンの目の前を
ヒラヒラとラブレターが舞った
ラブレターを追いかけたブサイクゴンは
ラブレターを取ろうとしてそこら辺に浮いていた
UFOを叩き落としUFOは爆発した

すると、ブサイクゴンはみるみる
元のです代に戻った!!
どうやら叩き落としたUFOの中にいた
宇宙人がです代を操っていたようで
宇宙人が倒されです代が戻ったのだ。




「‥吾輩がラッキーマンで良かった‥」






土蜘蛛がそこで初めて自分がラッキーマン
であったことを感謝した
そして土蜘蛛は帰ったら父に肩たたきでも
して感謝しようと決め込んだ。




「父上のラブレターのおかげで助かったぞ‥」
2/2ページ
スキ