その頃日本観光中のソニックと
ナルはと言えば‥
東京浅草の雷門に来ていた。
店を横目で見ながら歩いていくと
目に映ったのはベビーカステラの屋台


「Wow！」
「ベビーカステラの屋台だな」



手馴れた手つきで次々に出来上がる
ベビーカステラ
調理工程を見ていると店員の
おばちゃんが2人に気がついた。




「おや？ソニック！！ナル！！
味見するかい？」
「Thank you！」
「お、ありがとうな！」



ベビーカステラをひとつ手渡してもらい
口に放り込むと素朴な味付けが
口に広がり思わずナルは笑みがこぼれた。




「どうだい？」
「Good！」
「うめぇ！」



‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

そして視点はまた戻りクリス達の方は‥‥‥
横穴を通った先にあったチャオの泉に来ていた
泉は澄んでおり綺麗で‥
チャオが住むには最高の環境だと
テイルスは語った。




「こっちの世界でも暮らしてたんだ！」
「やだ可愛い！」
「人間が怖くないのかな？」
「あまり人間が来ない場所だもんね
怖くないのかも！」




クリームは颯爽と泉に入り、
チーズを読んだ。




「チーーズーー！！」
「チャオー！」
「！チーズ！チーズっ！」




クリームが呼ぶと、チーズは
喜んでクリームの胸へと飛び込んできた
2人が再会を喜ぶ様子を
クリス達は微笑ましそうに見ていた。





「良かった‥」
「クリーム！いきなり抱っこしたら
ほらびしょ濡れよ？」
「平気です！チーズが無事だったんですから！」





その様子を見た他のチャオたちは
ニコニコと笑顔を浮かべ喜ぶ
その様子を見てダニーが驚いた。




「な、なんだ？」
「みんな喜んでるみたい！」
「友達と会えてよかったねって
言ってるんだよきっと」
「クリスわかるの？」
「言葉は分からないけど何となく」
「そうね、そんな感じ！」