GUNのヘリは下に降り、
中からGUNの軍員がエアバイクに
乗って森へと入っていった
一方その頃、ヘレンとソニックとナルは…



「パパとママは私に不自由させない為に
一生懸命働いているの
なんでも買ってくれるわ
1番いいお医者さんにも見てもらえるし
この車椅子だってとても高いのよ
でも私、本当は何もいらないの
パパとママが一緒にいてくれた方が…
でも今日は楽しかった！
こんなにドキドキしたの初めて！」
「…！」




ソニックとナルはふと後ろを見る
後ろを見ると、迫ってくるGUNの軍員達




「アドベンチャーはまだ続きそうだぜ？」
「え？あ！」



ヘレンもGUNの者に気が付き笑った。



「後方に敵発見！」
「行くぜ！」
「怖がるなよな！ 」
「OK！」



GUNに見つかったその瞬間、
3人はGUNから逃げ出し
GUNの軍員が追いかける。




「見てな！アドベンチャーの基本を
見せてやるぜ！！」



ソニックがGUNの者を撹乱して
木にぶつからせ、ナルは…



「ほいっ、と！」
「うわっ！？わぁぁぁ！！
吸い込まれる！！」



パラループでGUNの軍員を吸い込んで
元の基地へと返していき
そしてそのまま森をつきぬけていく…！




「へっ！どうって事ないぜ！」
「ソニック！ナル！前！」
「「！」」



進んでいくと、崖壁にぶつかった。
しかし後ろからはGUNが迫ってくる…
しかしここで諦めるような2人では無い



「来たわよ！」
「No problem！」
「なんて事ねぇさ！！」



ソニックは反動をつけて崖を走って登り
ナルは飛んで崖の上へと
降り立った
その結果…3人を追いかけていたGUNの
軍員は崖壁にぶつかった。





「ふふ、あははは！！」
「…！おい、これ」
「！あ！」




そしてGUNの軍員が倒れているのを
見てくすくすと笑った後に
前を見て…3人は目を疑った
目の前に広がる白い美しい小さな花が
咲き誇る花畑…そう、ヘレンの父が
言っていた花畑とはここだったのだ！




「これがパパの言っていた
白い小さい花なのね！」
「少しとってやろうか」
「ダメ！このままにしておきたいの
いつかパパとママにも見せてあげたい」
「それがいいな、このままのが綺麗だぜ」
「そうだな、それまでは3人の秘密だ」



その時、地面にフックが掛けられた



「！」
「しつけぇな」



下を見ると、GUNの者たちがフックを
引っ掛け登ってきていた！



「あの人たちが来たらお花が
踏み荒らされちゃうわ！」
「俺たちに任せときな！」